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さながら演歌に歌われているような、
忘れられた場所、朽ちかけた
物、打ちひしがれた人々……。
画家は、それら息を潜め、
しかし確実に存在する物語を、
「花」「窓」「花輪」などのフォーマットに
落とし込み、絵にしています。
虚構の絵画世界は、
しかし、細密に描かれることで、
かつて見たことがあるような気配を纏っています。
以下は、作家の言葉です。
──『徒花図鑑』は、
私が思いつくままに空想を働かせ、
それら空想のものたちが
この世に存在するかのように図像で網羅した、
架空の博物誌です。
本書は、絵画と同時に日々書きためている
作者の詩文も収録しています。
まだ30代の作者があたかも幼い頃からの
いままでの人生の旅路で拾い集め、
再構成した、絵画と言葉を「図鑑」を
お楽しみいただきたいと思います。
大竹伸朗氏、山下裕二氏が帯推薦、
高階秀爾氏、解説執筆。
東京芸術大学油画科初の女性教官による
待望の初作品集です。


