コツコツと作業を進め、理想の透き通るタックルが完成
キャストするだけでも十分エクスタシーなのだが、やはり魚をかけて曲がっている所が見たいと思うのは当然である。
タックルはネイティブ用として造ったのだが、その前にエリアでテスト!
しかしエリアトラウトは管理人未経験。
トラウト系の見分けもつかない位の初心者である。
明らかに異端なタックルなので一人で行く勇気もなく、途方に暮れていたのだが、都合よくピッタリなイベントがあったので迷わずエントリー
イベント前日、タックルをまとめ準備を進める。
一応、自作ロッド&2500Cにトラブルが起こった時の為にスピニングも予備で準備。
スピニングロッドは久しぶりに引っ張り出したヤマガブランクスのブルーカレントジュニアのクリスマスエディション。
リールは?12イグジストだったか?サブなのでテキトー
サブは使う事が無い事を祈る!
多分スピニング(正確に)投げれない
ルアーはスプーン数個とプラグ数個を用意。
その他、メバルプラグのフックをシングルバーブレスに交換。
メバルプラグは元ネタがトラウト用なので効果があるのか試してみたい。
(バス用も・・・)
そんなこんなで当日!
これがエリアか───
早朝より準備を進めてくれたスタッフに朝の挨拶をして受付を済ませる。
本日のエントリーネームは猫さん。
奇しくも猫柄のTシャツを着ていたのだが、上着のファスナーを固く締め、他人からは見えない様に襟を正す。
少し時間があったので、ポンド(というらしい)に手を突っ込んで水温を計ったり魚の動きを観察したりしてグルっと一周下見をしてからタックルの最終チェックをして戦闘態勢を整える。
程なくして開会式。
丁寧なルールの説明があり、各自の指定されたポイントへ移動。
全く状況が分からないまま、とりあえずスプーンを結んでキャスト!
あっさりと入魂!
何となくパターンも理解して───
満開の桜を愛でつつ、ロッドの曲りを愉しみ、キャストに酔いしれる。
足場が安定していて明るい時間帯の釣りは久しぶりである。
途中、早がけ、サイズ勝負のミニ大会もあったりして退屈しない良いイベント運営であった。
ミニ大会の時間中ではなかったので入賞は出来なかったが、時間外でデカマスをゲット!
ニジマス?ドナルドソン?
それすらわからない
勝負には負けたが悔い無し
何よりも自作ロッドのパワー、耐久度が確認できたのが一番の収穫
製品化も可能である事を確認できた(しません)
楽しい時間はあっという間に過ぎ、表彰式後少しだけ遊んで解散となった。
結果。
キープはデカいトラウト50cm1本と
茶色いトラウト尺1本
リリースは数知れず。(20本位?)
デカい方はサケっぽい身。
真空パック後冷凍して頃合いをみて解凍、喰う予定である。
因みにベイトタックルは参加者中管理人のみ。
帰り際、店長さんが敢闘賞としてコッソリロッドホルダーに突っ込んでくれたのが嬉しかった
よき一日であった。
了。