30代中頃、徒歩10分の所にできた喫茶店。

叔母に連れられてモーニングを食べに行きました。

 

店名は ウェストミンスター イギリスの地方の名前で

タンノイの高級器の名前でもあるので ちょっと気になっていたお店。

 

小さめの店内、

と思ったら奥に大きなスペースが。

 

正面にウエストミンスターがド~ン!

その内側にA7がデ~ン!

 

たまりませんでした。

静かにウエストミンスターが鳴っていました。

個人でイギリスから購入したそうです。

 

後日

気さくなマスターは、好きなレコードかけていいよって。

ちょっと怖いのでお任せで聴かせて下さいってお願いしました。

レコードを変える度にボリュームが徐々に上がって行ったりして♪

 

アンプは確かカウンターポイントのプリ、AR、自作の真空管だったと思います。

球の知識がほとんど無いので。(爆!)

 

いつも他のお客さんは奥様に任せて レコードを変える度に

お話を聞かせて頂いて本当にありがとうございました。

とても良くして頂きました。

 

でも良い事ばかりでは ありません。

ここで数時間過ごしてしまうと、しばらく自宅で音楽が聴けなくなってしまうのです。

音量が上がると家族の苦情も...

ど素人のカミサンから あの店の音を出してよ、全然違うじゃん!

とか言われる始末。(汗!)

 

1年に1度くらいのペースで通いました。

 

 

ある時、右側にパラゴンが増えていました。

大音量のパラゴンは、こんな風に鳴るのか~。って。

 

しばらくして A7がA5に変わりました。

もう何が起きても驚かないと思っていましたが...

 

ウェストミンスターの反対側にエベレストが追加されました。オイオイ!

 

どのスピーカーでどんなジャンルを聴いても快適でしたが

アルティックのジャズ、パラゴン、タンノイのクラッシクは絶品でした。

 (あくまで個人の感想です)

 

 

金屏風が来たから聴いて!

ESLは 頑張っていましたが、他の4台に比べると...

 

 

そんなマスターが亡くなり 奥のリスニングルームは封鎖されました。