最近、高齢になったチビ太が
よく体調を崩します。

先月無事に9歳の誕生日を
迎える事ができたチビ太です。

ウサギの年齢早見表は
見るサイトによって様々です。

なので今日はAIによる
検索結果を参考にしてみます。



にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり

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この結果を参考にすると

チビ太は82歳くらいでしょうか?


本当に頑張ってくれて

かなりの長生きをしています。





ところが9歳を過ぎて

食欲が落ちる回数が増えてきました。


5月6月を合わせると

10回は病院に通いました。


長生きはして欲しいけど

本当にチビ太の為なのかな?


最近になって

悩むようになってきました。






5月のGWの時はグッタリして

こんな状態になり



点滴してもなかなか回復せず

四日連続で病院に通いました。


最終的には何も食べないので

奥歯を切る処置をしてもらいました。


やっぱり口内炎で

痛かったのかな?


少しずつ食べられるようになり

回復してきました。


ところが6月11日に

再び食欲が落ちてこんな状態に。



病院に連れて行くと

脱水症状を起こしていました。


この日も点滴をして

少しずつ食欲が戻ってきたかな?


・・・と思った矢先


6月22日にまたまた

食べなくなってしまいました。


しかも出た糞が

ウサギの糞と違う臭いで


盲腸便と全く違い

犬の糞のような臭い糞が出ました。


かかりつけの動物病院に

電話相談すると


その日は先生が手術で忙しく

無理だったので


翌日の月曜日に連れて行きますと

予約を入れました。






そして月曜日の6月23日。


軽い脱水症状で

点滴とビタミン剤と鎮痛剤の

注射をしました。


しかし帰ってきても

じっと動かず丸くなったまま。



翌日の6月24日には

再びグッタリと倒れてしまいました。


水も飲まずペレットも食べず

そのせいで糞も出ない。


袋のガサガサという音で

すぐに駆け寄ってくる大好物の

ウエハースにも反応なし。


今月になって何度

かかりつけ医にお世話になって

いることか・・・。


すると、かなりヤバい状態だねと。


前回の歯を切る処置をしてから

まだ2ヶ月経ってないけど。


どうしようか?


こんなに悪い状態だと

麻酔してそのまま目が覚めない

可能性が高いよ、と。


今までになく先生は

深刻な表情でした。


でもリスクを負っても

チビ太の食欲が戻る可能性が

あるならば・・・と。


私は処置をお願いしました。






ウサギの歯は一生伸びていきます。


若いウサギなら牧草を噛み

それで歯が擦り減っていくので


不正咬合になりにくいの

ですが・・・。


高齢になると牧草も食べられなく

なってくるので


歯が擦り減らないのです。


そのせいで伸びた歯が

歯茎に刺さって口内炎を起こすのです。


ある日、突然


何も食べない。

水も飲まない時は・・・


歯茎が白く膿んで化膿していて

かなり酷いそうです。






かかりつけの先生が

慎重に麻酔を使ってくれたおかげで

チビ太は無事に目を覚ましました。


1.55kgしかない体が

1.28kgまで落ちたチビ太。


麻酔の加減も難しく

五年間も通っているとはいえ


難しい手術だったと思います。



高齢になったせいで

うまく噛めなくなってきていて

噛み合わせが悪いそうです。


そのせいで今までになく

早いスピードで歯が伸びていると。


先生から説明を受けました。





そして今、私は毎日

チビ太の元に通っています。


まだペレットという

カリカリの餌は食べません。


1時間おきに

小松菜を食べさせました。


好物の野菜なので

少しずつチビチビと食べてます。


ウサギは常に胃腸を動かさないと
死んでしまう動物です。

だから食べる行為は
生きる為に必須なのです。

放っておいたら
何も食べずに過ごしてしまう。

息子が会社に行ってる間
チビ太の命は私が守りたい!と。

心から願って通っています。

だから少しでも時間を割いて
なるべく行くのです。




でも・・・。

チビ太は長生きしたいのだろうか?

歯が伸びる度に
痛い思いを繰り返して。

その度に麻酔して
歯を切ってもらう。

手術が終わったら
炎症がすぐ治る訳じゃない。

たぶん数日間は痛いはず。

それでも生きる為に
我慢して食べている・・・。

チビ太は幸せだろうか?

長生きして欲しいのは
飼い主のエゴではないだろうか?





そう思うようになったのは
身近な家族が

似たような状態にある
その姿を見るようになってからです。

食べられないから
鼻から胃までチューブを繋がれて。

チューブを外さないようにと
手はベッドに縛られて。

誤嚥性肺炎になるから
水分さえも口に入れられない。


言語障害のために言葉ではなく

アーウーと

声で何かを訴えている。


口をパクパクする仕草は

食べたいというアピールだそうです。


そんな姿を見ても

私は手を握るしかできません。


唇にリップクリームを塗ると

それを舐めて

味わっているように見えます。


家族だから・・・。


もちろん生きていて欲しいけど。


その選択は正しいのだろうか?


治療方針や諸々は

私ではなく妹が決めているけど。


もちろんそれが正しいと

信じているのは私も間違いないけど。






自分で生きる選択するのと。


本人が選べない状態の時に

生かされるのと。


少し違う気がする・・・。


そう思うようになったのは

チビ太の事があってからです。


ペットの命は

飼い主の手に委ねられています。


病気で苦しむのが可哀想だからと

安楽死を望んだ飼い主と

話した事がありました。


その方はずっと

待合室で泣いていました。


生きてる方が

絶対に正解だと分かっているのに。


そんな事で悩む私は

疲れているのかも知れません。


大切に思うからこそ

相手の幸せはどれだろうか?と。


苦しまずに穏やかに

静かな日々を過ごして欲しいと。


チビ太を撫でながら

思うのです。


私の手を枕にして

横になって寝そべる姿は


安心して眠れてるのかな?


時々手足がピクピク動くのは

何か夢を見てるのかなぁ?


可愛いけれど

少しだけ悲しい・・・。


人もウサギも

いつか必ず寿命は来るけれど


最期の瞬間は・・・


幸せな方がいいなと

心からそう思っています。


すみません。


締め括りが重く

深刻になってしまいました。


でも命の重さは

簡単に測れないものだと思います。


今はチビ太が再び

元気に走り回れるようになる事を

祈っています。