1月8日、9日で2daysオフェンス&ディフェンスクリニックを開催致しました!
オフェンスに関しては自分から仕掛ける、仕向けるドリブルをまず実施。
[やりたいプレー]ではなく
[やりたいから仕向ける]ことが必要になります。
自分よがりに得意なことをやることはチームの力にはなりません。
目的は何か。
その目的に対し、状況に応じて何をすべきか。
それをすべき為に相手に対してどう仕向けるか。
考えてアクションすることはディフェンスも同様、
プレーしている本人がワクワクすることだと思います。
目指すものをもち挑むこと。
その先に成果と課題が生まれます。
その繰り返しの日々を楽しみましょう。
次に、縦の仕掛けからカットインシュートを。
第一前提としては、カットインした際に軸脚となるつま先はゴール方向に向いていた方がもちろんシュートは蹴りやすい。
しかしつま先がゴール方向に向かなかった際、大事になってくるのが軸脚の脚のつき方である。
昔の遊びでもあるコマを思い描いてください。
なぜあのように回るか。
軸となる部分が真っ直ぐだから安定して回ります。
軸脚を踏み込む時、つま先からではなくカカトから着地することを心がけてみてください。
(※参考資料1)
上半身は地面に対し垂直に。
下半身は股関節からカカトまでをコマの軸のようなイメージで踏み込みます。
このイメージを作れる事がカットインからのシュートの際、ファーへのシュートだけでなくニアへも腰を回す事ができ打ち込めます。
この時にもう一つ大事にしてほしいのは[ボールと自分との距離]になります。
いくらカカトから着地を意識してもボールとの距離が近くなってしまうと窮屈なシルエットになってしまいます。
[プライオメトリック]といい、
筋肉は伸びた動作ののち、その反動で縮まろうとする作用が働きます。
一番ベストなのは、最適なボールとの間合いを知り、身体全体を伸ばした状態(※参考資料1)を打つタイミングに縮まろうとする作用も用いて打てる事が大切です!
また、今回はプロとしても活躍した方にシュートの際に意識していたことをアドバイスいただきました。
トレーニングの際にも伝えましたが、是非参考にし自分なりにチャレンジしてみてください!
【アドバイス】
・同じフォームでファーとニアを打てる助走と、目線での駆け引き
・あえてゴールとかキーパーとか見ずに打つ
・前傾姿勢をキープしながら打つようにしてますね。
意識をして取り組んでみてください。
またこの日は4月から関西Jクラブジュニアユースに内定している6年生3人が揃って参加してくれました。
彼らのプレーを間近で見れることは他の下級生の選手にとってはプロサッカー選手を見るよりも今の選手たちには価値があると思います。
また途中、彼らには本気でやることで他の選手たちにもたらす効果がどれだけあるかを伝え、これくらいでいいだろうではなく全力で戦ってもらいました。
参加している選手が常にチャレンジのあるトレーニングをする事ができました。
そして、9日はディフェンスをテーマとしたクリニックを実施致しました。
必要なコーディネーション、奪うためのXの方式、4メートルのスプリント、攻撃的守備を指導させてもらいました。
選手達は失敗を恐れます。
簡単に抜かれれば怒られる。
取れると思ってインターセプトを狙ったら入れ代わりピンチを招けば怒られる。
僕は一番いけないことは、奪おうとせず
抜かれないように、ミスをしないようにしていることだと思います。
しかしその問題は選手だけの原因ではなく、
その選手を取り巻く環境にあると思います。
抜かれて怒られれば誰でも抜かれないようにしようと思うはずです。
でもサッカーというスポーツは
[ボールを奪う]
[ゴールを奪う]スポーツです。
一番ミスの連続のスポーツだとサッカーは言われています。
そんなスポーツをやっている選手に失敗をできない環境こそが選手の成長の妨げとなります。
だからこそ自信を持って奪えるメンタリティーを養う為に、強くいられるための手段、方法を伝える必要があります。
今回、参加してくれた選手にはそこを伝えトレーニングをしてもらいましたが、ほとんどのプレーで相手にアプローチ後、怖がって足を後退させる選手はいませんでした。
守備は楽しいです。
失敗を恐れず今回をきっかけに自分に自信を持って
奪う楽しさを知ってください。
私たちは全力でサポートします。
是非、一番近くでサポートしてくれる皆さんのお父さん、お母さんがワクワクするようなプレーをしてください!!
アクション、チャレンジを恐れない素晴らしい守備が今日は何回も観ることが出来ました。
自分に一番自分が期待をしてください。
2日間の開催にご参加をいただきました皆様、本当にありがとうございました!
PASSO.フットボール
長嶋