先日、日銀がマイナス金利を解除を発表していました。

また、日経平均株価も過去最高の4万円台。

ですが、日本経済は変わる事はありません。

なぜか?

それは、日本経済自体が既に二重構造化されており、それを理解した上で政府や日銀は施策を打たないので、何をやっても無意味。それどころか、逆効果になる事も多いです。

 

【今は二重構造】

今の日本経済は二重構造と言うのも正確ではないのですが、便宜的にそういいます。

1.1つ目の経済

 政府や日銀などが追っている指標です。日経平均株価や、金利、物価指数、平均給与などですね。

今の国民からすれば、どうでもよい数字ですが、現実としては彼らがココで判断しています。

この「今の国民からすれば、どうでもよい数字です」と言っている時点で二重化なのですが ^^;

マクロ経済とでも言いましょうか?

 

2.2つ目の経済

 我々国民のリアルな経済状況です。毎月、いくらの現金が残りますか?税金はいくら払っていますか?2年前はたまごMサイズはいくらで、今年はいくらですか?などです。

ミクロ経済と言って正しいのかわかりませんが、便宜的にそういいます。

 

【以前は一本だった日本経済】

以前は、日銀が為替介入などしても効果があったわけです。

マクロ経済とミクロ経済は、しっかりと相関関係にあり影響し合っていました。

ところが、2024年現在は影響はほぼないと思います。

日銀が何をしようが、日本経済が良くなる事はまずないでしょう。今のやりかたでは。まして政府は、おかと違いなことしかしないので、話にもなりませんが。

すでに、日本経済は別の形になっており、日銀・政府が古い分析方法をとっているので、うまくいくことはないのです。

 

【かつての日本経済の仕組み】

・円高だった

・日本の主産業の製造業、自動車業(バイク含む)などは、国内工場だった

・団塊世代がメインワーカーなのでマンパワーで解決できた

・高くても日本製品は信頼性から売れた

という事実があります。

ですので、日銀が金利を上げる→製造業が設備投資→物が作れる→団塊世代が買う でした。

 

【かつての日本経済の構造】

・実際の自給率は10%未満だが、円高なので輸入頼み。お金で解決。

・人がいるので生産性は低くてもマンパワーでOK

・工場も国内なので、原料だけ買えばOK

 

【全てが崩れた日本経済の構造】

上記に書いた、「かつての日本経済の構造」が裏目に出ます。

我が国日本は、「円高」を強みとした経済構造を組んでいたので、全てが崩れてしまうのです。

ただ、それだけではありません。

追い打ちとして2つがあります。

それは、

・人がいない。少子化・・・つまり、国内マーケットがどんどん縮小傾向にある。

・工場が海外に移動した・・・かつてのように原料だけではなく、送料や海外での人件費がかさみます。

 

【今の日本は?】

多くの国民が知る限りです。

・円安でモノが買えない。高い。なぜなら、ありとあらゆるものを輸入に頼っているから。

・日本の基幹産業だった製造や自動車工場の拠点も海外にしてしまったので、円安の影響を受けている。

・マーケットを国内中心にしていたり、団塊世代中心だったため、少子化の影響もあり購買力が減った

・少子化で労働者数が減った

まとめれば、円安と少子化です。

これを何とかできればよいのでしょうか?

それはありません。

そもそも、なぜ日本は円安になったのか?つまり、日本円に価値がいないと海外から判断されたのか?です。

 

【今後どうなるのか?】

私は1ドル=200円が5年以内に来ると思います。

その時、実際には1ドル=200円の価値ではなく360円くらいの価値になります。

実質的な円の価値がないのです。

・かつての経済大国の面影はないでしょう。安くて良いものは中国などで生産が可能になっているでしょう。日本人は中国を下に見る傾向があるので、本質的な部分や現実的な部分を見落としがちです。

・海外から食べ物が買えなくなるので、国内生産に切り替えてゆかなければならないでしょう。ですが、生産する土地とノウハウは既にありません。農業従事者がほとんどいませんので事業継承や知識継承が出来ていない状況です。

・生産性を上げるための機械化も大変です。製造業、ここも事業継承が無いのと、設備投資がかかるのでそこまでのリスクを背負ってやりたい若者がいるかどうか・・・。

・最悪パターンは、日本企業が海外資本にM&Aされまくりで、外国企業の僕に日本全体がなることです。資本主義なので大いにありえます。。。