こんにちは。企画営業の内藤千春です。

前回に続き杉並のヴィンテージマンション漆喰施工現場から、下地編です。
 
前回の養生編はこちら
 
漆喰の仕上げをする前の下塗りを下地と言います。
 
下地は、漆喰をきれいに仕上げるための準備ですが、もう一つ大きな役割があります。
 
建築で壁や天井の下地になる材料は、一般的に石膏ボードを用います。
この石膏ボードは酸性で、漆喰は強アルカリ性。
そのまま漆喰を塗ったのでは、化学反応をおこし漆喰がもちません。
なので、酸性をとめる素材が必要で、下塗りがこの役目を果たしています。
しかも臭いがないよう、材料を何度も研究、経験を重ねて吟味された
 
植田さんオリジナルブレンド!
 
これがあるから、今回のようなリフォームでも、壁だけでなく、天井でも
クロスの上から漆喰が施工できる!
 
つまり、スグレモノです!!
 
実は天井のクロスの上から漆喰施工って、剥がれたら天井が落ちることになりますから、この施工は、カンタンではないのです。
2011年夏にマンション漆喰リフォームをさせていただいた港区のK様宅の場合
比較検討していた他社が始めは天井も施工可能と言っていたのに、いざ見積もりの段階でやはりできないと言ってきたことで弊社施工に決まったケースです。
 
「今でも本当にきれいで、やってよかったと思います。」と伺いました。
 
和室天井と下がり壁の下塗りが完了したところ。
この段階でも平滑できれいですね。
 
そしていよいよ仕上げの漆喰、材料から練っていきます。
 
次回レポートをお楽しみに~
漆喰をご紹介しているページはこちら、漆喰は中盤から特長、素材、作り方、入居者ご感想がご覧いただけます。
 
リフォーム、リノベーション、新築をお考えの方へお勧めのセミナーはこちら
6/18(月)10:00~
6/21(木)19:00~