物語のような楽曲構成【Twenty One Pilots-Heavy Dirty Soul】 | 洋楽中毒!

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Twenty One Pilots - Heavy Dirty Soul

いつも通りビルボードチャートをチェックしていたら、'15/06/06のアルバムチャートでいきなり1位を獲得していたのが、このTwenty One Pilotsの『Blurryface』でした。

今まで耳にしたことも目にしたこともないアーティストだったので、余計に突然1位を獲っていたことが印象に残り、iTunesで視聴してみたところ…見事にハマってしましました。笑

まず、この「Heavy Dirty Soul」は、イントロからしてリズム感抜群のパーカッションが入るので、そこで既に惹きつけられるものがあります。
しかし、イントロだけが卓越していて中身がないという曲もしばしばありますので、引き続き傾聴していくと、それまでの流れに合ったラップのリリックが披露されていきます。ここまでは、よくあるヒップホップのスタイルといった感じです。

重要なのは、その後のサビとの間に組み込まれているBメロの部分なんです。
ここで、今までの調子とは一味違ったミステリアスで霧のかかったような歌声が流れたかと思うと、瞬く間に、さらに転調の施されたサビが登場するのです。

このサビにある「Can you save my heavydirtysoul?」という歌詞が、悲壮感溢れる切実な声で歌い上げられると、胸に迫るものを感じずにはいられません。
また、サビの雰囲気が、それまでのラップ調とは全く異なるシリアスなものに変化しているということも、感動を促進させる要素となっているように思います。

さらに、二回目のサビが終わった後のCメロと言うべき曲節において、Bメロとは違う種類の、倦怠的なメロディが付与されていることにも、芸の細かさを感じさせられました。

「Heavy Dirty Soul」において特筆すべき点は、何かの物語のように、次々と予想外な展開が現れるという構成の巧みさにあるでしょう。

もちろん、楽曲の構成をするためにある程度のメリハリをつけなければならないのは当然ですが、一貫して同じ雰囲気のままに終わる曲が多いことも確かです。
それを考慮に入れれば、本曲の構成が劇的で変化に富んだものであると実感できるのではないでしょうか。

若手でありながら、これだけのチャート記録を弾き出すことができるTwenty One Pilots。
今後の動向にも期待が寄せられる二人組ですね。

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