リサ&パレアナのデュエットが終わると、
アッレーグロ・ノン・トロッポ、C、1♯。
♪ミミ<ファ<ラン>ソソ♪
お友だちからの大喝采。そこで、リーザは、
♪えぃ、ポ~リャ。えぃ、ポ~リャ。もぉひぃ~とぉ~つぅ~、
えぃ、ポ~リャ♪と、親友の独唱でのアンコールを促す。
が、ポーリャ(パリーナのニックネーム)はボンクラな友ではない。
リーザの心の動揺を見逃してなかった、のである。
そこで、ポーリャが歌ったのは、悲しい歌であった。
ポーリャはクラヴィーアの前に座って弾き語る。
→アンダーンテ、6♭。
「白鳥湖」2幕#13-5とおなじ「変ホ短」である。
pfの悲しい分散が「3度」上昇下降する。
♪ラ|ラーーーー<レ>ラ<シ|<ドーー>シ>ラー○
ラ|ラーーーー<ファ>♯ド<レ|<ミーー<ファ>ミー♪
歌詞の途中に出てくる語に、「アルカーヂィ」というものがある。
その語源は「アルカディア」。古代ギリシア、ペロポネソスの理想郷である。
でもまぁ、理想郷なんてもんがほんとにアルカディア? と、
ベタなオヤジダジャレでもたれてみたくなるが、ポーリャはこう歌うのである。
(拙大意)「金色の夢の中に出てくる愛だけが、
私に幸福を約束してくれました。でも、
そのような理想郷で私が得た『ついのすみか』は、
墓、墓、墓、だったのです」
ある意味、とてもマギーラわしいひとふしである。
婚約のお祝い会で、そんな不吉な内容の歌を歌うなんて。が、
ポーリャはボンクラな友ではないのである。
チャイコフスキーは、自作の他のオペラ類でも、「結婚を不幸のひきがね」
と登場人物に主張させる場面をちりばめてるのである。当然である。ところで、
我が国で「柳の下に幽霊」というイメージが「植えつけ」られてるのには、
世阿弥の長男元雅作「隅田川」という下地=ドジョウ、
があったからである。ときに、泥鰌鍋を柳川というのは、
江戸時代に隅田川両国橋沿いの横山町にあった
「柳川」といううらメシヤの店名に由来する、という説が、
筑後柳河の「おはな」しに伝えられてる、
土手の柳葉=牛蒡の笹掻き説と人気を二分してるらしい。
いやこれは、「タチバナし」で聞きかじったお話である。
さて、曲はポリーナのロマンスの節を独クラが情感たっぷりに復唱すると、
一同みな、およよと泣き崩れ、涙で袖を濡らさぬものはなかったことだなぁ、
である。そこで、パレアナは、
「私ったら、おセンチ(死語)になっちゃったわ。だって、
リサが結婚を控えてブルー(死語)になっちゃってるんだもの。
でも、これじゃいけないわ。リサを元気づけるために、
さあさ、みんな、陽気なロシア民謡ドンパン節をうたいましょう」
と一同をアジり(死語)、部屋は歌声喫茶と化すのであった。
アッレーグロ・ノン・トロッポ、C、1♯。
♪ミミ<ファ<ラン>ソソ♪
お友だちからの大喝采。そこで、リーザは、
♪えぃ、ポ~リャ。えぃ、ポ~リャ。もぉひぃ~とぉ~つぅ~、
えぃ、ポ~リャ♪と、親友の独唱でのアンコールを促す。
が、ポーリャ(パリーナのニックネーム)はボンクラな友ではない。
リーザの心の動揺を見逃してなかった、のである。
そこで、ポーリャが歌ったのは、悲しい歌であった。
ポーリャはクラヴィーアの前に座って弾き語る。
→アンダーンテ、6♭。
「白鳥湖」2幕#13-5とおなじ「変ホ短」である。
pfの悲しい分散が「3度」上昇下降する。
♪ラ|ラーーーー<レ>ラ<シ|<ドーー>シ>ラー○
ラ|ラーーーー<ファ>♯ド<レ|<ミーー<ファ>ミー♪
歌詞の途中に出てくる語に、「アルカーヂィ」というものがある。
その語源は「アルカディア」。古代ギリシア、ペロポネソスの理想郷である。
でもまぁ、理想郷なんてもんがほんとにアルカディア? と、
ベタなオヤジダジャレでもたれてみたくなるが、ポーリャはこう歌うのである。
(拙大意)「金色の夢の中に出てくる愛だけが、
私に幸福を約束してくれました。でも、
そのような理想郷で私が得た『ついのすみか』は、
墓、墓、墓、だったのです」
ある意味、とてもマギーラわしいひとふしである。
婚約のお祝い会で、そんな不吉な内容の歌を歌うなんて。が、
ポーリャはボンクラな友ではないのである。
チャイコフスキーは、自作の他のオペラ類でも、「結婚を不幸のひきがね」
と登場人物に主張させる場面をちりばめてるのである。当然である。ところで、
我が国で「柳の下に幽霊」というイメージが「植えつけ」られてるのには、
世阿弥の長男元雅作「隅田川」という下地=ドジョウ、
があったからである。ときに、泥鰌鍋を柳川というのは、
江戸時代に隅田川両国橋沿いの横山町にあった
「柳川」といううらメシヤの店名に由来する、という説が、
筑後柳河の「おはな」しに伝えられてる、
土手の柳葉=牛蒡の笹掻き説と人気を二分してるらしい。
いやこれは、「タチバナし」で聞きかじったお話である。
さて、曲はポリーナのロマンスの節を独クラが情感たっぷりに復唱すると、
一同みな、およよと泣き崩れ、涙で袖を濡らさぬものはなかったことだなぁ、
である。そこで、パレアナは、
「私ったら、おセンチ(死語)になっちゃったわ。だって、
リサが結婚を控えてブルー(死語)になっちゃってるんだもの。
でも、これじゃいけないわ。リサを元気づけるために、
さあさ、みんな、陽気なロシア民謡ドンパン節をうたいましょう」
と一同をアジり(死語)、部屋は歌声喫茶と化すのであった。