数年ぶりにはまった男子府中野くん。
友(試験前)に電話で語る。

「好きなのよ」

「どこがそんなにいいわけ」

「どこって」(いわずもがなだよ)

「いや、あたしも最終回だけみて、確かにいいとは思ったけども」

「『お前は一人になって幼なじみのありがたみを知るんだろうな』」

「…うざ。府中野がじゃないよ。あんたが」

「かっこいい」

「ポジションが?見守り系?」

「も、ある。『俺、管制官になるわ』」
「…」

「あと眼鏡ね」

「…」

「眼鏡がなかったら好きじゃないかもね」

「…」

「さの先生もいいけどね。秋もいいしね。
ま、誰でもいいしね」

「…」

「誰でもってこともないけど。へへへ」
「…ぅぅわ」

ツーツーツー


えりちゃん?えりちゃん?…え?えりちゃん?