1月17日
あの日から、24年が経ちました。
神戸で生まれ、神戸で育った私は、小学二年生の時、まさにあの地震の被災地の真っ只中にいました。
24年経った今でも、この日はまだまだ涙が勝手に出てくるし、色んな感情がまだまだ整理もつけられずに残ったままなので、ブログに書くことに迷いもあったのですが、何となく、今年はきちんと1.17の報道をテレビで見て、書かなければと思いました。
私が今教えている専門学校の生徒たちも、地震を知らない、地震の後に産まれた世代。
きっと当時小学生だった私たちが、震災を覚えている一番下の世代。
この地震の教訓が、色々な災害救助や災害支援、危機管理などの対策に役立っていることを改めて知り、私たち30代が次の世代にきちんと伝えていかないといけないのだな、と思いました。
一瞬でいい。少しでいい。今日この日、未曾有の大震災が神戸で起きた事を少しでも思い出していただいて、家にある防災グッズの中身を見直したり、家族との緊急時の連絡手段を確認したりしてほしい。
そして、大切な人には大切だときちんと伝え、笑顔で過ごしてほしい。
明日も会える。また話せる。いつか仲直り。は、もう無理かもしれないから。
私も、この日を境に会えなくなってしまった人が沢山いるから。
少しでも防災意識が、そして、神戸の事を思い出して頂けたら幸いです。
これから先、私たち世代にできる事を考え、少しでも追悼行事に貢献できることはないかと考えてみたいとおもいます。