初任者後補充の仕事とは | のんびり暮らすための戦略

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こんばんは。

 

今日は、初任者後補充で勤務してきました。

 

 

 

初任者後補充の仕事って何?と思う方も多いと思いますので、

 

こんな仕事もあるのだと知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

初任者とは

 

教員は、採用された4月から担任を任されます。

 

教育実習で現場を体験しただけで

 

教育のプロとして、子どもたちと学習をスタートさせます。

 

そんな、新規採用者のことを初任者と言います。

 

 

本採用試験に受かって1年目は仮採用です。

 

その間に、担任を持ちながら年に8回の1日研修を受けます。

(県や市によって様々ですが)

 

その8回の1日出張の間、1日その初任者のクラスの授業を引き受けるのが

 

初任者後補充です。

 

初任者が出張の時にしか、原則出勤しません。

 

 

私は2人の初任者の後補充に入るので年16回です。

 

 

初任者の後補充の人は具体的に何するの?

 

初任者の代わりの担任です。

 

通常、学校で出張や年休などで、担任がいない場合

 

学級担任をしていない、担任外の先生がたが補欠授業に入ってくれます。

 

 

初任者は年度初めに県の出張の日程が決まっているため

 

その日に入れる人を、学校外の人に依頼できるのです。

 

 

具体的には、

 

朝、学校に行って、引き継ぎノートに書いてある授業計画通りに

 

授業を進めます。

 

今日は、2年生でプリント学習が多かったですが

(担任が自分で進めたい時は、学習の補助的なプリント学習やテストに当てられることが多いです。)

 

音楽では、「山のポルカ」の歌唱、リズム打ち

 

国語は漢字指導をしました。

 

前回の4年生は、算数、理科、社会、国語など

 

担任が進めてほしいように、授業を進めました。

 

 

私は授業を進める方が好きなのですが、

 

どうしても学校の仕組みや、備品の使い方やルールがわからないので

 

教材を使う場合、きちんと準備をしてもらわないと厳しい部分もあります。

 

 

初任者後補充の仕事は、教員免許状がないとできません。

 

 

時給は2000円くらいです。

 

 

年に8回、と勤務日数が少なく、その日は空けておかないといけないので

 

引き受けてくれる人がとても少なく、どこも足りてません。

 

 

もっと働きやすくなるには

 

学校の先生たちは、とても忙しいです。

 

医者に行くにも、年休を取ってクラスを預けることに気が引けてしまいます。

 

 

そこで、初任者後補充の人に

 

先生方が年休を取った日に入ってもらうといいのでは、と思っています。

 

 

先生方に計画的に年休を取ってもらい、その日を提示して

 

ある程度、出勤できる日を作ります。

 

 

そうすれば、お子さんの授業参観に行きたい先生、

 

病院や役所など、平日に手続きをしたい先生が、気兼ねなくお休みを取れて

 

 

補充に入る人も、ある程度収入が保証されるという

 

WINーWINのになるのでは、と思っています。

 

 

オランダでは、先生たちは計画的に休みをとって

 

その補欠授業をやる専門の人たちを派遣する仕組みがある、

 

と聞きました。

 

 

未来を担うこどもたちへの影響は

 

先生たちの影響をモロに受けます。

 

 

その先生たちは多忙感に追われ、疲れている人が多いです。

 

もっとゆっくり先生たちが子どもたちと

 

学べるように

 

ゆとりを持てるシステムが必要だと、思っています。

 

 

お読みいただきありがとうございました。