2戦連続2失点の鈴木彩艶 SNSで差別投稿受けた「負けるつもりはない。結果で見返したい」

 アジア杯(カタール)に出場している日本代表GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)が22日の練習後に取材対応し、批判の中で人種差別的な発言を受けていることを明かした。
 ベトナムとイラクを相手に2試合連続で2失点し、チームも苦戦している状況で自身のパフォーマンスに関して「たくさんの(批判の)声があるのは自分も知っている。その中で差別的な発言は控えていただきたい」と発言。
 「SNSを通して受けた。自分としては負けるつもりはない。結果で見返したい」と訴えた。
 「日本代表のGKである以上、高いレベルを求められるのは分かっている。そこは受け入れながらも次につなげれば問題ないと思っている」と主張。24日のインドネシア戦に向け「GKは失点とは常に隣り合わせ。だからこそチームを救った時が一番楽しい。そういうところを出していきたい」と意気込んだ。
 
鈴木選手はガーナ人の血を引いているミックスであるためか、身体能力が高いイメージがあります。
それゆえ、2試合連続で2失点するする結果は厳しい目で見られても仕方ないと思います。
ただ、生まれ持った尊厳を傷つける差別は悪質極まりないヘイトスピーチに該当します!
日本人として恥ずべき行為です。
ただ、日本は残念ながら国際社会観点から見てアップデート出来ていない人間が一定数おり、そういった人たちが「保守」や「愛国者」を名乗っている状況です。
最近だと自民党の杉田水脈議員がアイヌ民族や在日韓国人などに対して悪質な差別をしながらも「傷ついてないなら謝罪不要」という考えを持っており、それを支持する「保守」や「愛国者」が一定数います。
改めて、誹謗中傷やヘイトスピーチに対する厳罰化が必要であることを実感します!
 
※外国人の親を持つ子供を「ハーフ」と言うのは海外だとアウトです。国際社会の観点に合わせて「ダブル」か「ミックス」と書きましょう。ちなみに外国人の血を25%持つ人は「クオーター」のままで大丈夫です。