「ロシアからとは考えにくい」ポーランド着弾ミサイルでバイデン氏

 バイデン米大統領は16日、ポーランド東部での爆発を受けて開かれた主要7カ国(G7)と北大西洋条約機構(NATO)の首脳会合の終了後、滞在先のインドネシア・バリ島で記者団の取材に応じた。

 バイデン氏は「ミサイルの軌跡から考えるとロシアから発射されたとは考えにくい」と述べた。「爆発の調査でポーランドを支援することで合意した。何が起きたか正確に把握するつもりだ」と強調した。

 ポーランド外務省はロシア製ミサイルが着弾して爆発が起きたとしている。バイデン氏は、調査の進捗(しんちょく)状況を見極めて「次の措置を決定する」と述べた。

 

ウクライナ軍の迎撃ミサイルか 着弾、NATOとポーランド調査

 
 ウクライナ国境に近いポーランド東部プシェボドフで15日、ロシア製ミサイルが着弾し2人が死亡したことについて、複数の米当局者は、ロシアのミサイルを迎撃するためにウクライナ軍が発射したミサイルが着弾したとみられるとの見方を示した。AP通信が報じた。
 2月に始まったウクライナ侵攻後に、NATO加盟国で紛争に関連して死者が出たのは初めて。ポーランド政府やNATOは着弾の実態について慎重に調査を進める。  15日はウクライナ全土でロシア軍による約90発のミサイル攻撃があり、プシェボドフから南に約70キロのウクライナ西部リビウにも複数の攻撃があった。
 
この件ではっきりわかったことは、ロシアがウクライナにミサイル攻撃をしたのが全ての原因であることです。
「迎撃ミサイル」は名前の通り、相手から打ち込まれたミサイルを自動で迎撃するためにあるものです。
ウクライナ軍がポーランドにミサイルを打つ理由はありません。
そもそもミサイルをポーランドに使ったらロシア軍のミサイルを防ぐことが出来なくなります。
ウクライナ側の迎撃ミサイルがロシア軍のミサイル攻撃から守るために用意されている以上、ウクライナに落ち度はありません。
あとバイデン大統領はなかなか冷静な判断力を持っています。
ロシア製のミサイルだからといって「ロシアの仕業だ」と固定概念を持たず、公平な目であらゆる可能性を考えています。
改めてアメリカの大統領がバイデンさんで良かったです。
バイデン大統領やG20が次にやるべきことは、ロシアがウクライナにミサイルを打ったことが全ての原因であることをロシアのプーチン大統領に突き付けることです!
岸田総理もそこをどんどん突き付けてほしいと願っています。