コロナ病床確保 規模大きな民間16病院の約半数が応じる意向 大阪府の要請に

新型コロナウイルスの感染拡大で病床が逼迫(ひっぱく)しているとして、大阪府が民間病院団体などに行った軽症・中等症者用の病床確保の緊急要請について、吉村洋文知事は26日、対象の16病院のうち約半数の病院が応じる意向を示したと明らかにした。府は病床数の積み増しへ引き続き調整する方針。  府は新型インフルエンザ等対策特別措置法24条に基づいて2020年12月、コロナ患者の受け入れ実績がない約110の2次救急病院に協力を求めたが、うち80病院は未回答や受け入れ困難とした。このため、吉村知事は今月19日、府病院協会と府私立病院協会に対し、この80病院のうち一般病床200床以上の規模の病院に絞って要請。30床程度の増床を目指している。要請に応じない場合は特措法33条を適用し、より強い「指示」をすることもできる。  府によると、26日現在、うち約半数から前向きな回答が寄せられており、残りは依然、未回答か受け入れ困難の意向という。吉村知事は記者団に「今の段階で『指示』をすぐ行うという状況ではなく、調整している状況だ」と述べ、引き続き病院側に確保を求めていく考えを示した。  府私立病院協会は「規模の大きな病院は感染症対策を取りやすいので、今回の対象は妥当だ。協会として各病院にできるだけ協力をお願いすると決め、要請した」とした。府病院協会も、府の要請を受けて対象病院に病床協力について通知を行ったという。

 

端からすれば己の無能さを棚に上げて医療機関に対して圧力をかけているだけです。

卑劣なパワハラでしかありません。

大阪都構想などやってコロナ対策を蔑ろにしたからこうなるんです。

それを医療機関に尻ぬぐいさせるだけでなく圧力までかけるとは、知事として以前にトップに立つものとして最低の行為です!

それと同時にわかったことは、他県から来た医師の派遣期間が今月中に切れるということです。

看護師の数がたりなくなるからこそ、コロナ対応の病院を増やして、そこで働く看護師の数を増やさないということでしょう。

ただ、これはかなりの悪手です。

コロナ対応出来ない病院に無理やりやらせることは、クラスターのリスクが高くなります。

第一、病気はコロナだけではありません。

コロナ以外の病気に対応する医療機関が減れば、助かる命も助からなくなることもあります。

吉村知事がやるべきことは、近隣の県の病院で入院できるかお願いすることだと思います。