コロナウイルスの感染拡大について、個人的に思うことがあります。

日本はPCR検査が他国に比べて圧倒的に少ないうえにPCR検査に否定する人もいます。

「無症状の感染者」が「PCR検査を受けていない」ことによって「他者に二次感染」させやすいのがコロナウイルスの怖ろしさだと思います。

どんなウイルスであれ、検査数を増やし、陽性者を一日でも早く発見して隔離することが感染防止に繋がることはわかりきっています。

 

日本の場合はもう一つ深刻な問題があります。

それは「感染者に対する差別の根深さ」です。

「感染したことを誰にも伝えないでほしい」と言う人がいる環境ははっきり言ってやばいです。

感染したを隠したいゆえにPCR検査を拒否するなどあってはならないことです。

端からすれば「ウイルスのバラマキ」です。

ただ、PCR検査を拒否する原因は本人だけではありません。

感染者に対する悪質な差別を正当化する環境が主な原因です!

上の動画は去年5月初めのものです。感染者に対する差別の悪質さが語られています。

感染した人に対する悪質な誹謗中傷が蔓延すると隠したくなる人が出てくるのも当然です。

それによって「二次感染」がネズミ算式に増えるきっかけに繋がります。(しかも経路不明です)

 

医療従事者への差別も問題です。

医療従事者だけでなく同居する家族に対する差別も問題です。

それと同時に「日本は差別のない国」ではなく「差別に無関心」な国であり、差別がどれだけ人を傷つけているのか理解出来ていない国でもあることがわかりました。

日本で起こっている差別といえば「在日外国人に対するヘイトスピーチ」です。

ヘイトスピーチ問題について関心を持つ人が増え、「差別は悪質な犯罪」を心がける環境になればここまでの問題にはならなかったと思います。

差別や偏見より、他者への思いやりを持つことが大切です。

 

アメリカではバイデン政権がコロナウイルスによって増加したアジア人への差別問題に取り組んでいます。

当然アメリカに住む日本人にとっても救われる取り組みです。

 

 

日本も国を挙げて差別問題に取り組んでほしいです。

差別をなくさないとコロナウイルス感染はワクチンが出た後も続くことになるでしょう。