完成もしてない家を売る日がこようとは思ってもなかった。


が、此処はシチリア。信じられない事も平気で起こる島。


5月に未完成の家に取りあえずの引越しをしてから
早3ヶ月経った。
その間にidraurico のsilvestroがやった仕事は
1階のトイレの水漏れを直す作業のみ。
親戚のgiovanniがキッチンと2階お風呂の蛇口を

取り付け たのみ。
水が出なくてマジで気が狂いそうになった時、

ミラノに出稼ぎ中で代わりの人も送ってこなかったくせに、
帰ってくるなり倍以上に膨れ上がった請求書を持ってくる。
井戸にポンプをつけて水を吸い上げる作業、水道水を引く作業

2階の洗面・トイレ・ビデの設置、全て近所の引退した
lusso叔父さんが破格の値段で請け負ってくれた。
未だにリスカルダメント関係は未設置、ドアもない、窓の柵は

私が色を塗った以外の高所は未だに未塗装、道路も未舗装。


いい加減Gも自分の友達だと思ってたsilvestroに

騙されていたのに気づいた。(遅すぎだけど)
そしてシチリア銀行にも危うく騙されそうになっていたのを、
Gの友人が教えてくれ、更に追い討ちをかけた。


遂に家を売ってミラノに帰ることを決意。


土地価格・家価格・工事費用を合わせての値段より

ず~~っと安く売ることになった。
1ヶ月前トロイナの不動産屋は銀行評価価格より

80,000E安い値段を付けた。(ー_ー)!!
隣町のニコロジの建築家に評価してもらい、

手を回してもらった所、昨日同じ不動産屋が倍の値段を付けてきた。
どうやらニコロジの大手の不動産の下請けらしく、

家を売らないと仕事回さないと脅されたらしい。^_^;


まるでヤクザ同士の荒手の商売みたいだけど
シチリアだから仕方ない。
向こうが向こうなら、こっちもこっちでやるしかない。
まるで戦争のような意気込みで臨まないと
こっちが丸裸でシチリア退去しなきゃいけなくなっちゃう。


どうやってズル賢く、人の裏をかくかが勝負。
Gはこんな状況にホトホト疲れ果て、呆然となっているので
私がお尻を叩いたり、silvestroとも怒鳴りあいをして進めて
いかなきゃいけない。

全く誰のせいでシチリアに来たんだか。。。と思うと
真に不本意で頭に来るが、ミラノに帰る為仕方が無い。
ここ1,2ヶ月は激動のシチリアを過ごす事になりそう。


このツケはミラノでたっぷり払ってもらうよ、G君。