銀行は世界中共通でお金を儲けてる企業と言うけど
イタリアの銀行のレベルの低さはヒドイ
Banco di Sicilia（シチリア銀行）で
以前す～～ごい被害に有ってから
やっぱり父の教えは正しかったと再認識
私の父は工作機械のメーカーを営んでいたけど
「銀行員とだけは結婚するな」が口癖だった。
会社を経営していると税務署、政治家、銀行は
避けて通れない関門で、その度に嫌な思いをしたんだ
と思うけどね。
ミラノに戻ってからBanca ImtesaやMPSを渡り歩いて
行きついいたのが
Unicredit Banca（ユニクレジット銀行）。
とってもいい銀行
なぁんて思ってた
2009年末に支店長が変わるまでは・・・・・
この国の不便な所は何でも個人レベルだって事。
会社レベルの取り決めなのに担当者が変わると
条件が全く変わる、銀行も同じ。
新しい支店長と初めて会ったときから
何だかいや～～な予感はしていたんだけど
不安的中
ご愁傷様で～～～す
2ヶ月ミラノを離れるに当たって、かなり念入りに
支店長にお願いしていたのに、全く効果なし。
G従兄弟からの支払い振込みを
何とルーマニアに送ったのよ
しかもそれが判明したのは1ヵ月半過ぎた頃
それに加えてカードは止めるわ
イヴェント用新規口座を開設するに当たっての
手配は一切していないわ・・・・・・
お陰で現在いちから口座開設の準備中
なあ～～んて不効率な仕事しか出来ないのかなあ。
ルーマニアに送られたお金もイタリアには届かず、
元のエクワドルに送り返された。
（しかも返金まで1ヶ月かかるって
）
知り合いの銀行員（Banca Intesa)に聞いたら
そんな事しょっちゅうらしいじゃない
おまけに間違えて送っておいて経費は客に請求した
って言うから笑えない。
G弟嫁はお給料受け取りの銀行で
銀行側の間違えで手数料を計上されてしまい
1年で７００ユーロの手数料を請求されたのよ。
彼女はそれを見てビックリ
だって彼女の銀行口座開設時の契約は
口座維持費に手数料も含まれるって契約。
それでも銀行側は「間違いに気づかずに
一年ホオッておいた貴方に責任がある」って
自分達の間違いを正さずに手数料を引き落とした
って言うからまたぶったまげた
どこまで暴君ぶりを発揮すれば気がすむのか
裁判を起こしても銀行の雇う弁護士達に
個人では勝ち目も無く、悔しいけど泣き寝入り
お国が違えば制度も常識も変わっちゃう。
日本の銀行の方がまだマシだと思っちゃったよ。
ああ、また銀行参りが始まるかと思うとブルーになる
何時までたってもこんな調子じゃあ
イタリアが先進国から脱落するのも
もうすぐだな・・・・・
