え?受験生にクリスマスはないって
ですが、我が家の場合、幼稚園時代からクリスマスには、並々ならぬ力が入っておりまして…
通っていたのがプリスクール(英語で過ごす幼稚園)だったので、
「ハロウィン~サンクスギビング~クリスマス」は一大事。
特にクリスマスは、子供たちの夢を守るため、先生方も保護者も協力して、壮大なプロジェクトが敢行されていました。
スクールの近くの郵便局に話をつけ、
子供たちは、サンタ宛てに書いたクリスマスカードを、実際に郵便局へ出しに行き、
クリスマスには、職務質問を掛けられても警察の人すら信じるんじゃないか
と思うくらい完成度の高いサンタに扮した先生が、夜中に生徒の家庭を訪問。
パパさんと写真を撮ることで、「サンタはパパじゃない」の証拠を残します。
それに加えて、我が家がやっていたのは、
「サンタからのメッセージ動画」↓
このサイトで、赤いボタンの下の「What is Portable North Pole? 」というのを押すと、説明の動画が流れます。
子供の名前とか、写真とかを入れると、それはそれはステキな個人あてのメッセージビデオが作れます。
<説明動画>
最初の頃は無料版にしていましたが、有料版だとより長いメッセージが作れるし、高画質でダウンロードして残せるので、そのうち有料版に
日本語の名前の場合、
「サンタのリストに載っている名前」は親がローマ字入力するだけなのでいいのですが、
「サンタから呼びかけてもらう名前の発音」の選択肢は欧米の名前がほとんどなので、
お子さんの名前が、そこをクリアできそうなら、おススメです
「ともひろ」君とかは、「Tom」とか「Tommy」を選択して、
ビデオを見たときに、「英語だと、親しげに呼ぶときはこうやって呼ぶんだね~」なんていうフォローを入れたのだそうで…。
どうしても無理な場合は「dear(愛しい人)」という呼びかけにしてもらうこともできます。
サンタの本棚には、プラの名前の入った本があって、サンタがそれを手にして開くとプラの写真。
名前とJAPANの文字。
それを見ながら「今年は〇〇を頑張ったんだね~」なんて話しかけてくれて(選択肢から選べる)、
本を機械に入れると、「NaughtyかNice」か結果が出て…
と、子供心をドキドキさせる仕掛けがいっぱい。
そして、このサンタにそっくりな人がおうちに来てパパがビックリしている写真があり、
ママが反対していたプレゼントも、このビデオでサンタが「これを届けるよ」と教えてくれて(有料版はプレゼント写真が入れられる)、
実際に届いたし…
サンタ用のクッキーと牛乳も無くなってたし(パパママ共に牛乳が嫌い。捨てました…)、
トナカイ用の人参も、かじったカスがベランダに落ちてたし(夜中にワタシがかじりました)…
いやもう、「何年にもわたる壮大などっきり番組」のような状態。
それなのに…ついに気付いてしまったのね…
プラに、「いないんじゃないか」と思ったのはなぜか、聞いてみました。
「いや、重力を考えると…トナカイ…そり…飛べないよね、と思って」
く~っ
「魔法」は「重力」に勝てなかったようです。
実は、去年からもう半信半疑だったそうですが、
「でもあのサンタは?」「あのビデオは?」と、どうしてもそこが分からなくて頭が混乱していたそうで…
全部、種明かししました。
「素敵なお話だった…。ありがと」
プラがキュっとハグしてくれました
こちらこそ、ありがとう。
ママもすごく楽しかった。
プラとの思い出いっぱいできた
「では、改めまして…。今年のプレゼントは何がいい?」
「お金」
…
いいけど。なんかちょっと…寂しいわ