中国の義鳥（YIWU）には、
もう１０年近い付き合いの
中国人の友達が住んでいます。
義鳥は世界中のバイヤーたちが
安い雑貨を求めて訪れる、巨大問屋都市。
僕も昔はよく通いました。
福田市場という超巨大問屋街があるのですが、
足を棒にしながら、全ての店を見て歩いたものです。
（足早に歩いても、丸３日はかかりますね～）
彼のお陰で、自分が行かなくても
商品の買い付けとか製造ができるようになり、
ここ３年ほどは、もっぱらスカイプやメールでの
やりとりだったので、
先日、久しぶりに義鳥まで会いに行きました。
義鳥の町もすっかり綺麗になり、
彼も、立派な事務所を構えて１０人の従業員を
雇うまでになっており、喜ばしい限り！
５～６年前は、日本人の姿も多かった義鳥ですが
品質基準にうるさ過ぎる日本人の姿は減り、
いま彼の有力なお客さんは、
南米や中東のバイヤーがメインです。
彼らは、品質に対して、
日本人みたいに神経質なこと言わないし、
ロットもでかい。
（日本人は総じてロットが小さいクセにうるさい）
ちなみにその友達は頑張り屋さんで、
日本語や英語はもちろん、スペイン語も
独学で話すことができます。
そんな彼と話していると、
世界中の後進国が経済力を身につけ
その中心に中国という国が存在していることを
強く感じます。
先進国中心の市場経済は、
もう既に大きく転換し始めています。
内需に行き詰まった先進国主要国は、
巨大カジノの胴元という権限を利用して、
自国通貨の価値をどんどん下げ、
外貨を稼ぎやすい体制を作っています。
表向き先進国なのに胴元の仲間に入れない日本は、
もうまさに、パンチドランカーのよう。
今まで貯めた日本の預貯金も、
金融デリバティブやらＦＸやらで、
相当、吸い取られてますよね。欧米に。
威張ってる場合じゃないですよ。こりゃ。
新しい日本の価値を創造していかないと。。。
ちなみにこの写真は、義鳥で会食した時に
やっと食べるチャンスに恵まれた、アレです。
勇気ある方は、写真をクリックしてお楽しみください（笑）
お食事時にこんな写真アップしてゴメンなさい！
