海外のバレエというとどうしてもいわゆる5大バレエ団に目が行きがちですが、ドイツのドレスデンにあるゼンパーオーパーバレエもなかなかいいです。
ここを見つけたきっかけはくるみ割り人形の雪の精の踊りでなかなかしっくりくるのがなくて、Youtubeでいろいろ探していたら、こことパリ・オペラ座のヌレエフ版が一番しっくりきたのが最初です。セットや衣装のデザインもちょっと変わってて、白鳥やコッペリアでも独特の世界観を出しています。

今回注目したのはジゼルの中のアルブレヒトのソロパートです。ストーリー全体を見ていないので何とも言えませんが、ここだけ見るとどうも現代ものに翻案したもののように見えます。
踊りは男性ソロにしては珍しく非常に情緒的です。なかなか表現力もあっていいんではないかと思います。