一か月ほど前コジョカルの「Sleeping Beauty」のBDを買おうと思ったらアマゾンで品切れ中で、「入荷時期未定」になっていたので海外のサイトで買ったら、一か月たってやっと届きました。アマゾンの方はその後すぐに入荷したので、無駄に待たされた感じです。
で、内容に特に不満はないというか、いいと思うんですが、そこでちょっとした疑問が。
実は私は同じ英国ロイヤルのダウエル版のSleeping Beauty(ヴィヴィアナが主役の)も持っててそちらを先に見たんですが、この二つはもちろん衣装や舞台装置は違いますし振付もそれぞれ違うんでしょうが、基本的には同じオーソドックスなストーリーに沿ってるじゃないですか?
例えばマリインスキーは「くるみ~」を二つレパートリーとして持ってますが、ワイノーネン版はオーソドックスなストーリーなのに対し、シモノフ版はテーマ性を重視した新解釈物になっています。
パリ・オペラ座も「白鳥~」を二つ持ってますがブルメイステル版はオーソドックスなのに対し(ヴィジュアル的には斬新ですが)、ヌレエフ版はやはりテーマ性が前面に出てて独自性を感じさせます。ほかにもオーストラリアン・バレエはやはり新解釈物の白鳥やくるみを持っていて、オーソドックス版と並立してます。こういうのはタイトルが同じというだけで内容は別のものですから、二つある意味があります。
ところがこの英国ロイヤルの眠り姫はどちらも基本的には同じものなんですよ。振付が違うといっても素人にはマイムの違いくらいしかほとんどわからないし、実際ローズアダージョなんかほとんど同じじゃないですか?これってなんで二つ作る必要があったんでしょうか?
もちろん必要がなくても作ったっていいんですが。
想像するにたぶんダウエルが自分の演出と振付で何か作品を残したいという気持ちが先にあって、それを実現させるために周りを動かしたんじゃないでしょうか?アーティストなら自分の作品を残したいと思うのは当然ですが、興行主(ロイヤル・オペラ自体)的には「別に今までので十分人気もあるし、いらないんじゃね?」というのが本音だったんではないでしょうか?
バレエを見ながらついそんな裏事情を想像してしまいました。
内容の感想についてはもう2~3回見てから後日ということで。
で、内容に特に不満はないというか、いいと思うんですが、そこでちょっとした疑問が。
実は私は同じ英国ロイヤルのダウエル版のSleeping Beauty(ヴィヴィアナが主役の)も持っててそちらを先に見たんですが、この二つはもちろん衣装や舞台装置は違いますし振付もそれぞれ違うんでしょうが、基本的には同じオーソドックスなストーリーに沿ってるじゃないですか?
例えばマリインスキーは「くるみ~」を二つレパートリーとして持ってますが、ワイノーネン版はオーソドックスなストーリーなのに対し、シモノフ版はテーマ性を重視した新解釈物になっています。
パリ・オペラ座も「白鳥~」を二つ持ってますがブルメイステル版はオーソドックスなのに対し(ヴィジュアル的には斬新ですが)、ヌレエフ版はやはりテーマ性が前面に出てて独自性を感じさせます。ほかにもオーストラリアン・バレエはやはり新解釈物の白鳥やくるみを持っていて、オーソドックス版と並立してます。こういうのはタイトルが同じというだけで内容は別のものですから、二つある意味があります。
ところがこの英国ロイヤルの眠り姫はどちらも基本的には同じものなんですよ。振付が違うといっても素人にはマイムの違いくらいしかほとんどわからないし、実際ローズアダージョなんかほとんど同じじゃないですか?これってなんで二つ作る必要があったんでしょうか?
もちろん必要がなくても作ったっていいんですが。
想像するにたぶんダウエルが自分の演出と振付で何か作品を残したいという気持ちが先にあって、それを実現させるために周りを動かしたんじゃないでしょうか?アーティストなら自分の作品を残したいと思うのは当然ですが、興行主(ロイヤル・オペラ自体)的には「別に今までので十分人気もあるし、いらないんじゃね?」というのが本音だったんではないでしょうか?
バレエを見ながらついそんな裏事情を想像してしまいました。
内容の感想についてはもう2~3回見てから後日ということで。