「オズ はじまりの戦い」

オズ はじまりの戦い ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

￥3,990
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実際に見るまでは、なんとなくＣＧを多用して現代風のアクションファンタジー的な映画になってるんだろうと思ってましたが、意外とストーリーもしっかりしてました。
まず感心したのはオリジナルの「オズの魔法使い」と同じテーマを、オズ自身の物語として描いている点です。

オズはもともとカーニバルで演じるただの手品師です。魔法など使えません。
オズと一緒に戦う南の魔女はそのことに気づいていますが、彼にこういいます。
「それでもあなたがここに来たことには意味があるはず。あなたにはすでに必要な力はあるのに自分で気づいていないだけ」（だいたいこんな内容だったと思います）
これで開眼したオズはカーニバルの手品師として培った、はったりやミスディレクションやトリックや詐欺のテクニックを駆使して戦いに挑みます。
どう戦うかは見てのお楽しみです。


更に、細かい設定がちゃんと「オズの魔法使い」につながるようになっていて、よくまとめたなという感じです。西の魔女の誕生(変身）秘話や、なぜオズが正体を隠してそのままエメラルドシティーに留まるのか、ああ、こういうわけだったのか、と納得してしまいました。

ところで東の魔女は　ドロシーが竜巻に飛ばされてきた時に家の下敷きになって死んでしまいますし、西の魔女はドロシーたちにやられてしまいます。方角から言うと北の魔女というのがいてもいいような気がしますが、まだ出てきません。
ということは更に続編もありうるということでしょうか？