お待たせしました!
やっと『このバレエ(役)を町田樹に踊って欲しい』シリーズの
第6位!
間が空き過ぎて、順位をメモった紙を探してしまった…
でも、有りました!
では!
ダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジャ―ン!
『ペトル―シュカ』!
『ペトル―シュカ』は哀しいお話だ。
佐原詩音さんのブログにも、わかり易く紹介されている。
1830年代のロシア、サンクト・ペテルブルグ。
町の広場は謝肉祭で賑わっている。
ペトル―シュカは、中身はおがくずのわら人形。
魔術師によって命を吹き込まれる。
それ故にバレリーナ人形に恋をし、ムーア人人形に嫉妬し
自分の無力さに悩み苦しむ。
広場の群衆の喧騒がそれを際立たせる。
ストラヴィンスキーの音楽が素晴らしい。
決して心地良くない。
心を引っ掻く甲高いピアノ。
唐突な小太鼓、ティンパニー。不協和音。
よって『いかがわしい音楽』とまで言われたらしい。
後の『春の祭典』と同様、強烈で耳に残る。
バレエの作品も、見終わった後、決して幸福感に満たされないが、
いつまでもズシンと心に残る。
↑こちらは東京バレエ団にウラジミール・マラーホフが客演した時のダイジェスト版。
ペトル―シュカの、滑稽なまでの痛々しさ、惨めさ。
正統派ダンス―ルノーブルのマラーホフだが、こんな演技もとても上手い。
こちらは舞台で無く映画の様な作りで、
作品の前半部分。
見て頂いてわかる通り、メイクが特徴的。
競技ではまず、こんなメイクをする事は有り得ないし、
ショーでも、ここまで作り込んだメイクはあんまり無いよね。
こういう切ない悲劇的な役。
町田君はとても上手に違いない。
バレエファン以外にはあまりなじみの無い作品なので、
現実的に、この役が見られるとはとても思えない。
でも、目に浮かぶのだ。
ぎこちなくバレリーナに求愛する姿。
ムーア人にやられて氷上に倒れ込む姿。
僕は人間なのか!?人形なのか!?
ああ、胸がきゅんとする。
きゅんとしたい、見てみたい!