綺麗な紅葉を見ながらウオーキング、そんなツアーに行ってきました。
伊豆の旧トンネル、その周辺をウオーキングです。
どこもきれいな赤や黄色の木々が、揺れています。
サクサクと落ち葉を踏みしめて、川沿いを歩きました。
バスツアーでしたが、帰りの道は混んで、予定より2時間近く遅くなりました。
バスを降り、電車に乗ると、席が満員で、リュックを棚に載せて立っていました。
8キロ近く歩いたので、ちょっと疲れたなぁ、と思いながら・・・
その時、立っている私の肩を叩く人がいます。
振り向く前に咄嗟に誰だろう、との思いが先に走ります。
20歳代の若い男の方で、知らない人でした。
ちょっと恥ずかしそうに「座っていいから」と、2メートルほど離れた自分の座っていた座席を指差します。
「大丈夫ですから」 少し遠慮して言いました。
それでも勧めてくれ、おまけに棚に載せたリュックをそちらに運んでくれます。
「ありがとうございます」
お礼を言って座席を見ると、お連れの彼女が、隣のその席を取られないように荷物で確保してくれていました。
変わってあげようと思っても、なかなか行動に出すには、テレくささがあり、勇気がいるものだと思うのです。
若者の親切に甘え、座っていた所に座らせてもらいました。
座席を変わっていただいたのは、初めての経験でした。
すご~く有難い気持ちと、若者から頂いたテレを交えた勇気も感じて、心が熱くなってしまいました。
彼女と二人で下りていく時に、「ありがとう」と、お礼を言うと、二人ともとってもさわやかな笑顔を返してくれました。
電車に飛び乗った私は、随分老けて見えたのかな。
いや、疲れた顔をしていたのかな。
そんなことはどうでもいいわ。
二人が降りてからも、思わぬ親切に、さわやかな気分が
ず~っと残っていました。
あの時の自分、贔屓目に見ても、ちょっとは老けて、疲れて、見られたかな。
気をつけよう・・・