自分でも、数年前まで知らなかったんですけど…
どうも私、音楽映画が大好きみたいです。
だから、本人のことはあんまり知らないのですが、「マイケル」を観てきました。

入口で結構なボリュームの冊子を貰いました。
映画を観てから読んだけど…観る前に読むべきだったかな。
予習は大事。(ね?ぽーさん。)

もっと良い写真あるんじゃないか?


映画は彼の晩年の、ひどいスキャンダルとか、外見や行動に危うさが感じられた頃までは行きません。
そのかなり手前、ジャクソン5の頃からの親との確執と独立、彼が自分の美学や音楽を確立していく過程などが描かれてます。
それで良いと思う。
人を最後まで追いかければ、衰えもするし、変質もする。本人が変わらなくても時代が変わる。栄枯盛衰の儚さを描きたいのでなければ、その輝いた瞬間だけで良い。

主役のマイケルを演じたのは実の甥だそうです。顔が変わっていくのが凄い。だんだん似てきます。

また彼以外にもエンドロールにたくさんのジャクソンさんが並んでいましたが、にも関わらず、本当にこの父親は下品に憎たらしく描かれてます。実のお父さんをここまで悪役にして良いの?と心配になったくらい。

正直言うと、最初の子役の頃、少し寝てしまった…(こたさん、起こしてくれてありがと)
でもこの子役さん、とても評判が良いんですよね。寄る年波かしら…いかん、いかん。仕事の後とかお腹いっぱいとかがマズイね、きっと。

青年になってからのマイケルはどんどん素敵になっていく。
誰とも違う、新しいカッコ良さ…
スリラーの撮影過程とか、ステージとか、もうもうもう素敵でした。
ダンスでもステージングでも、今もカッコ良いとされてることは全部この人からだった?と思うくらい。
エルビスと同じように音楽の新しい世界を切り開いた人だったんだ。
エルビスは白人なのに、ブラックミュージックの要素を取り入れてセクシーなステージを披露したけど、マイケルはその逆にブラックミュージックの枠にとどまらず、白人の音楽や違うジャンルにも興味を示して、音楽の境界を取り去ったかのよう。

でもやっぱりあのビートとダンスよね!

音楽的には厳しさも見せるマイケルですが、普段はか細い声で優しく話す。自分より小さいもの、弱いものに心を寄せる。動物におもちゃにゲーム、いつまでも子供のようにピュア。
そんな姿は…勝手な思い込みですがどこか痛々しい。何があなたをそんなに優しくさせるのか。

何となくしか知らなかった人なので、ペプシのCM事故や、スリラーの後でさえМTVでは黒人音楽を放送していなかったことや、ジャクソン5の活動がソロ活動と並行してかなり後まで続いていたことなど衝撃でした。

映画としても、なかなか面白かった。でもあっという間。
終わったときは物足りなかった。もう少しステージ見たかったです。

あと…ファンの方には怒られるかもしれないけど、クイーンやエルビス映画の時にさもありなんと感じたファンの熱狂の理由が、私には(映画からは)あんまり感じられなかったかな。
無茶苦茶カッコ良いんだけど、本当に素敵だったけど、音楽に突き動かされる感じがあんまりしなかった。
描写なのか…。

それは多分私のせいですね。もっとマイケルを知って見るべきだった。

貰った冊子。

興味が出たので、ちょっと音楽を聞いてみます。

EIGHT-JAMでマイケル特集していて、それも面白かった。
マイケル好きな人と話してみたいな。
やっぱり予習してから見るべきだったか。