今日の話は長いです。

家の話。いや…年の話かな。


私は新築の間取りや内装に、口を出す気は無かったんです。

でも…

「リビングは母さんの好きにして良いよ。おうちでカフェごっこしたら?」

と言われて…。


40年近く前に今の家を建てたときは、子供は小さいわ、人の目は気になるわ、親にはたまに説教されるわ、夫には(今ほど)逆らえないわ、の若い頃でしたので、すごくまともに考えて大人しい家にしました。

壁も床も白っぽく明るくて。

今は黄ばんでますけど。


一応、台所の一部を黄色にして良いか聞いたら猛反対されました。


子育て時代の色々が詰まってる家です。

子供たちが壁紙を破って大穴を開けた時、どうせだからここに洞窟と小人の絵を描こうと言ったときも反対されたな。

子供たちがターザンごっこで家中のカーテンレールを落として、カーテンの代わりに簾にした時は反対されなかった。

…長い40年でしたね。

障子の桟をジャングルジム代わりによじ登り、バキバキと折った子もいましたっけ。

家を壊した記憶ばかり。


今回、勉強のためYouTubeやインスタでインテリアを見ていると、新築の綺麗なお宅は白い壁が明るくて、アクセントクロスも効果的で…それがなんだか眩し過ぎてひっかかって…とても素敵なんだけど。

とっても…マトモ。



でも私は…私、もうマトモじゃなくて良い年なんじゃない?

…って…おかしなスイッチが入ってしまいました。

今なら、好きなもの実現しても、誰にも反対されないんじゃない?


幸い、建て主は気にしないそう。

飽きたら張り替えるからと。



ここで、私に岡本太郎のような芸術性があるとか(そこは無くて良かったか)、とてもシックで可愛らしいキスクロさんちみたいにイングリッシュカントリーが好きとか、はっきり目標やセンスがあれば良かったんですけど。


何も無いけど、とにかく非日常的なリビングを造りたいって気になってしまいました。特に壁紙!色!(…くらいしか思いつかん)


そういえば以前に。

夫の単身赴任中に玄関前の手垢だらけの壁をブルーグレーに塗ってしまいましたね。既に。


それならもう…もっと大きくこの色にしちゃる!ってなりまして…。

青緑の暗いリビングにすることにしました。

         続く(そのうち)


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つくばで青い壁と言うと、すぐに思い浮かぶのは。


濃いブルーグリーンの壁が印象的な暦喫茶室。

何とも言えない色味です。

8月は牛すじカレー。

「味が濃い訳じゃないのに、少し食べただけでとても満足する。もっともっとの美味しさもあれば、こういう美味しさもあるんだね」
空腹魔人を三口で満足せしめた奥深い味わいのカレーです。

アイスティー。
手前がアッサム、奥はアールグレイ。
内容によってなのか、人によってなのか、グラスやカップを変えてくれます。

うちの壁紙も似たような色を選んだので、すみません真似しちゃいました…と言ったら、写真集を見せてくれたり、少しお話して下さいました。建築が大好きなのだそうです。
小さい照明の数々や素敵な壁飾り(なんと!ジョイフル本田で買ったそうです)などにも神経の行き届いた暦さんみたいには出来ないけど…ガンバロウ。



ブルーグリーンの壁はもう一つ。
バームクーヘンのラ・ボロ。
これはまたクラシックというか、逆にモダンというか…。

とても真似出来ない。真似しようとも思わないけど素敵。
この色は何と言うんでしょうね。
ビリジャン?ターコイズ?シアン?


見れば見るほど、どこも素敵ですね。
ほんとに大丈夫かな、私。

すごく変な家になるかも知れないけど、変な家を目指したってことにしよう。