古い知り合いと話していて、
付き合いは長いけど、今までその人の趣味嗜好とか聞いたこと無かったんですよね。

でも珍しくテレビや映画の話になって…

私は昔から中国の武侠物というジャンルが大好きなんです。
ファンタジーなチャンバラというか。
金庸という作家が好きで、ドラマも原作も可能な限り見ました。
日本で言うと藤沢周平みたいなストイックな時代劇とは違って(それも好きです)…真田十勇士とか里見八犬伝とか忍者物などの方が近いですかね。

金庸は見尽くしたので新しいのも見たい。
それで最近、ネットに上がってくる「陳情令」っていうドラマを見たいけど、字幕だし長いので挫折してるのよね…とその人に話しました。

だって…人の名前だけでも、ほぼ読めない漢字3文字(2文字もあり)の名前+字(あざな)+愛称+二つ名(世間が付けた名称)…さらに地位に伴う呼び方もあり…特に主人公は転生してるので、前世と現世で違うし…という複雑さ。
主要な人物の名前を覚えるのだけでも一苦労。

今のボケかけた頭では、その入り口で混乱する。さらに時系列も前世と現世が交互に出てくるので混乱する。


そうしたら
「それ、知ってる!私、原作持ってるよ」と貸してくれました!
なんと!こんな近くに同志がいたとは!

原作は「魔道祖師」という別のタイトルでした。
分厚い!4冊!(プラスα)
しかも…

え〜!BLだった!

あの中国で?
「作者は逮捕されたりしてるらしいよ。ドラマはそういう部分はカットしてあるから。」
なるほど〜。
そういうの聞くと、日本に生まれて良かった…と思う。

全4巻とおまけの別冊を読破。
いやあ、これ原作無かったら話が全然分からなかったわ〜。ありがとう!

面白かったです。どんでん返し…というか、読んでると悪役が移って行く。
最初の良い人が良い人じゃないのよ。でも悪い人にも言い分があるのよ。という金庸の世界観ともちゃんと通じてました。影の黒幕はそう来たか〜。

そこで改めてドラマにもチャレンジ。
見終わりましたよ。全50話。
それでも結構、話を端折ってましたね。

中国のドラマはいつも美男美女がたくさん出て来て楽しい。
主人公(黒)はかなり原作のイメージに近かった。


鬼将軍の人のビジュアルも面白かった。
台湾の人形劇みたいな感じ。(サンダーボルトファンタジーみたいな)
この人は亡霊です。キョンシーかな。


演技的に頑張ってたのは、この人。
難しい役だったかも。


あと、この人は何故か顔が印象的で
私の知ってる誰かに凄く似てる気がして仕方ないのに、思い出せないのです。
誰だったかな?女優?知人?


字幕なので、編み物しないで見ました。
甘いものが欲しくなって、ローソンに行ったらこのミニパン4個入りシリーズが気になって、あれこれ買ってしまった…。

まあ明日もあるし…と思ってたら、現れた熊さんが全部食べてしまった!
私は2つくらいしか食べてないのに!😭味見くらい残して!