間違いなく本物
MONTIENというユニットをご存知だろうか? どうやらあまりにも知られていないので、ここに書いておきたい。
メンバーは、SUIKEN、MACKA-CHIN、そして、Tina。SUIKEN、MACKA-CHINは、NITRO MICROPHON UNDERGROUNDのメンバーであり、日本のヒップホップシーンを支えてきた二人である。そして、Tinaは、恐らく現在日本のR&Bシーンにおいてトップの実力を持つシンガーである。
現在、二枚のミニアルバムをリリースしたに過ぎない彼らだが、一枚目の一曲目、『虜ロール』を聴いただけでその実力が窺える。二人のラッパーの重低音に、張りのある低音から高音まで自在に歌いこなすTinaの歌声が絡む。
Tinaの歌声たるや、もう日本人離れしているのである。Christina AguirelaやASHANTIほどの高音は出ないものの、そんなものはTinaにとって必要ないのであり、「高音が出ればいい歌手」などという90年代に日本が陥った勘違いを、歌声によって見事に批評してみせている。
勿論、高音が出ないわけではない。出るにも拘らず抑えているのだ。それ故に懐の深さが生まれるのであり、要所要所での高音が引き立つのである。
早くMONTIENに日本人は気付くべきだ。いつ解散するか分からない期限付きのユニットなのである。リップスライムなどを聴いている暇があったら、Tinaのアルバムを全て聴くべきであるし、TinaがZEEBRAと組む時を想像して、震えているべきだ。
もう、ニセモノたちは置いて行こうではないか。
「ラップっぽい」、「R&Bテイスト」、「様々な音楽の融合」などという文句は聞き飽きた。要するにそれらはどっちつかずの中途半端なのである。
来日したアーティストを震え上がらせるような音楽を求めようではないか。
「ニセモノCD不買運動」をしようではないか。
何も権力を握らなくとも、反抗はできるのである。現在のヒットチャートを見て、恥ずしいとは思わないだろうか。少なくとも私は恥ずかしい。
ヒップホップやR&Bだけでなく、ロックでもいい、ポップスでもいい、ジャズでもいい、パンクでもいい。本物を求めようではないか。
メンバーは、SUIKEN、MACKA-CHIN、そして、Tina。SUIKEN、MACKA-CHINは、NITRO MICROPHON UNDERGROUNDのメンバーであり、日本のヒップホップシーンを支えてきた二人である。そして、Tinaは、恐らく現在日本のR&Bシーンにおいてトップの実力を持つシンガーである。
現在、二枚のミニアルバムをリリースしたに過ぎない彼らだが、一枚目の一曲目、『虜ロール』を聴いただけでその実力が窺える。二人のラッパーの重低音に、張りのある低音から高音まで自在に歌いこなすTinaの歌声が絡む。
Tinaの歌声たるや、もう日本人離れしているのである。Christina AguirelaやASHANTIほどの高音は出ないものの、そんなものはTinaにとって必要ないのであり、「高音が出ればいい歌手」などという90年代に日本が陥った勘違いを、歌声によって見事に批評してみせている。
勿論、高音が出ないわけではない。出るにも拘らず抑えているのだ。それ故に懐の深さが生まれるのであり、要所要所での高音が引き立つのである。
早くMONTIENに日本人は気付くべきだ。いつ解散するか分からない期限付きのユニットなのである。リップスライムなどを聴いている暇があったら、Tinaのアルバムを全て聴くべきであるし、TinaがZEEBRAと組む時を想像して、震えているべきだ。
もう、ニセモノたちは置いて行こうではないか。
「ラップっぽい」、「R&Bテイスト」、「様々な音楽の融合」などという文句は聞き飽きた。要するにそれらはどっちつかずの中途半端なのである。
来日したアーティストを震え上がらせるような音楽を求めようではないか。
「ニセモノCD不買運動」をしようではないか。
何も権力を握らなくとも、反抗はできるのである。現在のヒットチャートを見て、恥ずしいとは思わないだろうか。少なくとも私は恥ずかしい。
ヒップホップやR&Bだけでなく、ロックでもいい、ポップスでもいい、ジャズでもいい、パンクでもいい。本物を求めようではないか。