【ウイスキー買取】サントリー30年 観音開きを買い取りいたしました。最高級ブレンデッドウイスキー“”は1989年サントリー創業90周年記念として、今はなき“17年”がリリースされます。その後の経緯は後に譲るとして、現在もラインナップされている“30年”が初めてローンチされたのが1997年です。

 

発売当時に使われていたパッケージが、今回買い取ることができた“観音開き”タイプです。2007年にリニューアルされていますから、この10年の間に販売されたオールドタイプの“30年”ということになります。

 

項目    買取価格

弊社買取価格    350,000円~

通常価格    125,000円 ※現行品

他社買取価格    300,000円~

再販価格    480,000円前後 ※ヤフオク・メルカリ

サントリーウイスキーとは


 

サントリーウイスキーの特徴・歴史など

前述の通り、最高級ブレンデッドウイスキー“”は1989年サントリー創業90周年記念として “17年”が販売されています。その後1994年には“21年”、97年に件の“30年”、2009年には“12年”が発売されます。

 

どのタイトルも販売当初から評価が高く、また世界的な審査会で高得点を獲得、多くの賞を受けるようになると人気は加熱していきます。出荷本数が限られるため市場価格以上の高値で取引される対象になっていきます。

 

そうした人気とウイスキー原酒不足が重なって、他銘柄同様に販売休止~終売するものが増え、現在のラインナップは4種類 “21年”“30年”そしてノンエイジまたはノンヴィンテージと言われる“ジャパニーズハーモニー”“ブレンダーズチョイス” だけとなっています。

 

各種受賞が高値取引につながる。


 

の快進撃は2004年、2005年の受賞から始まります。世界的審査会で2年連続受賞したことで知名度が上がり、ウイスキー愛好家から高値でのオファーが届くようになります。

 

サントリーウイスキー 2004年

銘柄    受賞内容

21年    インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ (ISC) 金賞受賞

30年    ISC最高賞受賞

サントリーウイスキー 2005年

銘柄    受賞内容

17年    サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション (SWSC) 金賞受賞

21年    ISC 金賞受賞

以降毎年のように受賞を重ね、ワールドワイドな存在感を増していきます。

 

サントリーウイスキー“特別ボトルシリーズ”が高値で取引されています。


 

サントリーでは九谷、有田などの磁器を使った限定商品を販売していますが、2001年以降は“”が使われるようになりました。人間国宝作家とのコラボレーションでは“響35年”が使われ、数量限定ということもありすべて完売、その後再販市場では“要相談”の表示が並んでいます。また免税店限定で販売される日本の花鳥風月をモチーフにしたシリーズにも”30年”が使われています。※画像参照

 

サントリーウイスキー 買取価格 ※参考プライス

商品名    価格

12年 ※終売    13,000円~

12年 オールド ※終売    15,000円~

17年 ※終売    25,000円~

21年    45,000円~

30年    250,000円~

35年 人間国宝シリーズ    要相談

17年/21年 磁器ボトル    要相談

17年/21年/30年 意匠シリーズ    要相談

“サントリーウイスキー30年” 観音開きとは


 

冒頭でお知らせしたように、2007年にパッケージがリニューアルされる前のタイプです。現行品は観音開きになっていません。30年以上熟成された原酒を約35種類ヴァッティングし、さらに10年以上熟成したグレーン原酒を数種類選びブレンドして完成させたのが最高峰の“30年”です。1997年に今回のような観音開きパッケージで販売されました。約10年間使われ、2007年からは画像のようなパッケージにリニューアルされています。



 

“サントリーウイスキー30年”の主な受賞歴

2004年    インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 最高賞 受賞

2006年    ISC 最高賞 受賞

2007年    ワールド・ウイスキー・アワード (WWA) ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー受賞

2007年    インターナショナル ワイン アンド スピリッツ コンペティション 金賞受賞

2007年    ISC 最高賞 受賞

2008年    ISC 「ウイスキー オブ ザ ワールド」部門最高賞「トロフィー」受賞

2008年    WWA ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー受賞

サントリーウイスキー30年 観音開きが高値の理由

サントリーウイスキー30年の特徴など

モルト原酒は山崎蒸溜所で30年以上熟成したものを使っています。いわばシングルモルト“山崎30年”として販売できるポテンシャルをもっています。グレーン原酒は知多蒸溜所のものです。こちらもシングルグレーンウイスキーとして人気が高まってきました。山崎~知多のイイとこ取り、さらに数々の傑作を紡いできたサントリー屈指の五代目チーフブレンダー福與伸二氏のひと手間が加わります。味わいや香りの深さは、上記のような受賞歴が物語っています。

 

熟成年数について

30年以上熟成したモルト原酒と10数年熟成のグレーン原酒が、13年以上前にブレンドされボトリングされた商品です。1997年の初回発売のものであれば、23年前にものです。ウイスキーなどアルコール度数が高いものは、劣化しづらいので古いものほど価値を生み出します。

 

やはりパッケージの豪華さ、30年という重さを演出する意匠が随所に施されています。こうした仕掛けはオリエンタルな印象が強く、海外マーケットでの人気が高くなります。それらすべてがキレイなままで残り、さらにリーフレットなどの付属品もついた完品であることから、今回のような高値で買い取ることになりました。

 

お酒買取専門店 リンクサスが高値取引できる理由


 

それは“お酒買取専門店 リンクサス”が、商品を欲する売り先、市場とネットワークを構築しているためです。その市場は日本国内だけでなく世界中にあり、今回のような日本らしい意匠のパッケージは海外市場での高値が予想されます。

 

常に情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのを把握できています。価格交渉に時間差がありません。ボーダレスな情報網が整備されています。見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーが多数控えているのです。

 

勢いのいい中国市場だけではありません。“お酒買取専門店 リンクサス”はウイスキー需要欧米や中東、さらにアジア諸国の富裕層とのネットワークも大切にしています。特にヨーロッパではジャパニーズウイスキーの評判が上昇中です。

 

そうした流れを捉えることで、適切な選択が可能になるのです。

 

まとめ


 

今回のサントリーウイスキー30年は保存状態がとてもよく “お酒買取専門店 リンクサス”のバイヤーも驚いていました。商材としては見かけることがあっても、ボトルを包む紙が焼けていたり、箱がつぶれていたりというケースが多いそうです。

 

付属品も揃った、ここまでの完品はもう出てこないだろうと惚れ惚れと眺めるほどです。リセール市場では商品の良だけでなく、こうしたパッケージの美しさ、保存状態の良さが評価の基準になります。依頼前に、ほこりを払いボトルをキレイにしてから出品すると高価で買い取ることが可能になります。

 

https://linxas.shop/whiskey/symphony/purchase-of-whiskey-suntory-hibiki-30-years-old/