概要

ルイロデレールの歴史やこだわりは?味わいの特徴も!

 

今回は、ルイロデレールの歴史や製造のこだわり、味わいなどの魅力をご紹介したいと思います。

 

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ルイロデレールの歴史

ルイロデレールの製造のこだわり

ルイロデレールの風味

ルイロデレールの歴史

(引用:ルイ・ロデレール)

ルイロデレールが作り上げられるまでには様々な工程がありました。

 

まず、ルイロデレールの大元となるメゾンが創設されたのは1776年のこと。

 

この頃、アメリカでは独立宣言が採択されており自由国家としての位置を確立していました。

 

そしてルイロデレールの名前がついたのは1833年のこと。

 

母体となるメゾンが確立してからおよそ60年もの長い期間、ルイロデレールは母体のみがあるメゾンとしてシャンパンを製造してきました。

 

そして、ルイロデレールのブランド名でもあるルイロデレール氏が当主としてメゾンを所有することになってからは、ブランドも確立して製造方法や販売の基準などがはっきりとし始めたのです。

 

当時、シャンパン業界はぶどう農家から直接買い付けをして醸造するメーカーが多かったです。

 

しかし、ルイロデレールは自らの会社で自社栽培のぶどう園を作り上げてぶどうの栽培からこだわりを発揮するようになりました。

 

1845年になるとぶどうの産地として名高いグランクリュの特級畑に15ヘクタールものぶどう畑を所有。

 

これにより、原材料となるぶどうの品質や状況、出来の良さなどを逐次確認することができるようになりました。

 

1870年頃になるとフランス以外の海外輸出も開始され世界的に名前が知られるようになったルイロデレール

 

ロシア皇帝であるアレクサンドル2世も愛飲していたルイロデレールの代表商品であるクリスタルがここで生まれました。

 

1920年代に入ると第一次世界大戦は終結し、戦争の影響もあってぶどう畑はほとんどが荒野と化してしまいました。

 

しかし、その後に投手になるレオン・オルリー・ロデレールは懸命にぶどう畑の再建に取り組みました。

 

そして、今までにはなかった複数の年のぶどうをブレンドしてうまくバランスをとりながら味わいを安定させて作り上げるブリュット・プルミエの基盤になる技術と製法を作り上げたのです。

 

現在、当主を務めるのは7代目となるフレデリック・ルゾー氏。

 

ルイロデレールは製法を大切にしながらも需要に応えるように年間およそ300万本に至るほどのシャンパンを作り上げており、ブランドの規模は現在でも大きくなっていっています。

 

ルイロデレールの製造のこだわり

ルイ・ロデレール クリスタルロゼ(引用:Amazon)

ルイロデレールの製造についての一番のこだわりは品質です。

 

なによりも品質を第一に考えているルイロデレールは、創業から240年経った現在でも信頼できて製法にこだわりを持って守り続けてくれる家族でのみ、経営を受け継いできている家族経営のメーカーです。

 

製法を確実に守る信頼だけではなく、利益を上げることを第一に考える必要がない家族経営は、ルイロデレールの強いこだわりを守り抜くためには欠かせない要素になるのです。

 

このように、営利目的だけではないルイロデレールのブランドのシャンパン作りをすることができる基盤が整っているからこそ、現在多くの人から愛される品質が良く上質なシャンパンを生産することができるようになってきたのです。

 

さらにルイロデレールのシャンパンは原材料であるぶどうの栽培を自社のみとしており、100パーセント自分たちで作り上げたぶどうのみを使っていることからも安心と信頼を集めているのです。

 

ルイロデレールが持っているぶどう畑は240ヘクタール以上。

 

このどの畑もフランスのシャンパーニュ地方で格付けされる中では「特級であるグランクリュ」か「一級であるプルミエクリュ」であるといいます。

 

この中でも、ルイロデレールのぶどうの生産者たちはその区画やぶどうの品種に合わせた肥料や作り方、実のつきかたなどをしっかりと把握して育て上げていると言います。

 

そして区画ごとに作り上げられたぶどうはその品種の中でも最大限の品質を引き出し、一番良いタイミングで手摘みで収穫をされるのです。

 

さらにその場ですぐに絞って果汁を収集してからワインとしての製造工程を経ていくため、普通のシャンパンと比べても非常にフレッシュで香り高くて若々しい味わいになるといいます。

 

醸造に使われるステンレスタンクの数は450以上。

 

これをぶどう畑の区画やブランドごとにそれぞれ分けてシャンパンの原料として製造をしていきます。

 

醸造中は特に味の変化や一瞬の間に細菌などで味わいが損なわれてしまう可能性がありますので、毎日のようにテイスティングをしえ記録と手直しが入るといいます。

 

有名ブランドで製造量も多いにもかかわらずこれほどの手間と時間をかけているからこそ、ルイロデレールは誰もが認めるフランスのシャンパンの有名ブランドとして現在も君臨していることができるのでしょう。

 

ルイロデレールの風味

 

 

 

 

 

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@vin_etがシェアした投稿 – 2019年 6月月27日午後1時44分PDT

 

ルイロデレールには主に

 

 ピノ・ノワール

 ピノムニエ

 シャルドネ

この3種類のぶどうが使われています。

 

いずれもシャンパン造りに適しているぶどうの品種と言われており、特にシャルドネは高級シャンパンの原材料として好んで用いられるブランドです。

 

このこだわりのぶどうたちを使っていることからも、味わいにはやはりぶどうのような甘酸っぱさが強く感じられます

 

また、醸造の過程の中で甘みがまず銘柄や爽快感が増す銘柄もあり、銘柄によってそれぞれ細かな味わいは異なる印象があります。

 

ルイロデレールのブランドのシャンパンは、一般的に

 

 フルーティで飲みやすくて甘みも強いもの

 上品で華やかさが強い味わいのもの

とに分かれます。

 

これに関しては好みによってどれを飲むかが異なりますね。

 

いずれにせよ、味わいのバランスは非常によく香りも味わいを邪魔せず、しかししっかりとした自己主張をする花のような香りが感じられます。

 

 スッキリとした酸味と口当たりのまろやかさ

 フィニッシュの爽快感のあるドライな口当たり

がなんとも言えないルイロデレールの特徴となります。

 

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