概要
目次[非表示]
国産ウイスキー白州の特徴・魅力
白州の歴史
「白州」は世界的に認められたブランド
白州の製造法
国産ウイスキー白州の味について
① レギュラーボトル
② 白州 12年
③ 白州 18年
まとめ
国産ウイスキー白州の特徴・魅力
白州蒸溜所(引用:サントリー)
サントリーが製造、販売しているシングルモルトウイスキー「白州」 は、自然豊かな山梨県白州の森と水から作られています。
その拘り抜いた製造法が「白州」独特の爽やかでキレの良い味わいを生み出しています。
フルーティーな香りと口当たりも良いことから、ウイスキーを飲み慣れていない人や、女性にも人気があるブランドです!
どんな飲み方でも楽しむことができる、サントリーシングルモルトウイスキー「白州」について紹介します。
白州の歴史
サントリーウイスキーの誕生50周年を記念し、山崎蒸溜所に次いでサントリーで、二つめの蒸溜所として白州蒸溜所は1973年に設立されました。
製造された「白州」シリーズは、
1994年:白州12年を発売
2006年:白州18年を発売
2008年:白州25年を発売
順次に製造、販売された「白州」は全て人気となり、入手困難な高級ウイスキー「白州」と言われるようになります。
また、シリーズとしてのエントリー商品である、ノンエイジ商品の「(新)白州」が2012年に発売されました。
「白州」は世界的に認められたブランド
白州蒸溜所では、山崎で培ったサントリー独自のノウハウを最大に活かしたウイスキー作りをしています。
その結果、数々の賞を受賞し世界が認めるウイスキーブランドとなりました。
「白州12年」
2009年:IWSC 金賞 (Best in Class) 受賞
2010年:IWSC 金賞 (Best in Class) 受賞
2011年:SWSC 最優秀金賞受賞
「白州18年」
2006年:ISC金賞受賞
2007年:ブラウンフォーマントロフィー受賞、IWSC 金賞 (Best in Class) 受賞
2009年:ISC 金賞受賞
2010年:IWSC 金賞 (Best in Clas)
「白州25年」
2008年:ISC 金賞受賞
2009年:IWSC 金賞 (Best in Class) 受賞
2010年:ISC 金賞受賞
2011年:IWSC 金賞受賞
2010年:IWSC 金賞 (Best in Class) 受賞
白州バーボンバレル
2011年:ISC 金賞受賞
白州の製造法
「白州」の製造場所である白州蒸溜所での、拘り抜いた製法と特徴を詳しく紹介します。
水への拘り
ウイスキーづくりの最初の工程となる、仕込に使われているのは白州の名水です。
細かく砕いた麦芽とともに入れる仕込水は、その後の工程、発酵、蒸溜、貯蔵に大きく関わる、ウイスキーの品質を決めるとても大切で重要なものとなります。
白州の蒸溜所で使われている、南アルプスの地下天然水は軟水で、ミネラルバランスもよく美味しいウイスキーを作る水として非常に適していることから、「白州」の新緑のような爽やかな香りと、スッキリした味わいの源となっています。
多彩な原酒のつくり分けをしている
発酵から蒸溜、貯蔵に至るまで全ての工程で、拘り抜いた製造法で作っています。
「白州」は世界でも珍しい多彩な原酒のつくり分けが特徴的です。
それぞれが異なる香味の原酒を、ブレンダがその豊富な知識と経験、自らの感性でブレンドをします。
その絶妙なバランスがそれぞれの香味をひとつにまとめあげ、「白州」独特の味わいが生まれます。
発酵
昔ながらの木桶発酵槽を行っています。
木桶に棲みつく乳酸菌などの働きが、「白州」のあの独特で深みのある香味と味わいを引き出しています。
蒸溜
大きさ、形状が異なる蒸溜釜を使い分けることで、多彩な味わいの原酒を生み出しています。
貯蔵
さまざまな樽を使い分けて行っています(バーレル・ホッグスヘッド等)。
また、気温が低い白州の気候は原酒をゆっくりと熟成させるのに適していて、春夏秋冬のなかで移り変わる温度、湿度と共に原酒は呼吸をし、その樽の中で5年~10年以上の長い歳月をかけてゆっくりと育まれていきます。
その自然の恵みを受け続けた、「白州」の原酒は深みを増していき、あの「白州」独特の香りと味わいが生まれます。
国産ウイスキー白州の味について
レギュラーボトル
白州レギュラーボトル(引用:サントリー)
爽快な口当たりが特徴です、香りは新茶の若葉、ミント系です。
味は、早摘みの青リンゴに似た感じがします。
ストレートなら香味、味、風味をしっかりと楽しめますが、水割りやハイボールにしても、風味を失わず楽しめます。
「白州」の中でも多様性がある飲み方ができるのが魅力です。
白州 12年
白州 12年(引用:Amazon)
酒齢12年以上のモルト原酒をヴァッティングして作られたボトルです。
アルコールの刺激はレギュラーボトルよりも抑えられていて、レギュラーボトルのようなスムースさや、爽快さを残しながらも、フルーティーな甘みが備わったボトルです。
バニラアイスやナッツのような香りがします。
ナシ、青リンゴ、すだちを感じさせるスッキリとした爽快感があって、キレのある味わいです
水割りにするとアルコールの刺激が薄れるのが特徴的で、ウイスキーを飲み慣れていない人も飲みやすくなりますよ。
1番の魅力は、水割り、ハイボールにしても「白州」の複雑さは失われません、どんな飲み方でも楽しめる「白州」の中でも人気があり万能なボトルです。
白州 18年
白州 18年(引用:サントリー)
酒齢18年以上と長期熟成モルト原酒のみをヴァッティングして作られたボトルです。
12年を更に熟成させた「白州」は甘みが先にくるのが特徴です。
香りはナッツ、バニラやウエハース、マンゴーなど複雑な感じです。
口当たりはレギュラーや、12年よりも重みがある感じがします。
スモーキーさはあまり感じず柔らかいイメージです。
口に含んだ瞬間に、熟した洋ナシのような甘みが広がります。
コクと甘み香味とバランスの取れたボトルです。
まとめ
国産ウイスキー「白州」の特徴や魅力、製造法、味などについて紹介しました。
独自の拘り抜いた、手間を惜しまない製造法のおかげで、あの複雑な味わいが楽しめるんですね!
数々の賞を受賞し世界で認められるのも納得できます。
国産シングルモルトウイスキー「白州」は、味も値段も最高級のブランドです。