A Joyful Moment by MadamPasqual

富む者は、自分の臓器を、病気や損傷した際のために、遺伝子保存により、クローン製造が可能な世界。より健康で、より美しく、より長生きに・・を遺伝子操作で可能にさせる世界。テクノロジーの発達で、それを手に入れることができ者と、できない者の二極化の世界になりつつ現状を憂む本 「Remaking Eden」 について、書いたことがありますが。実際に行われ始めた記事が新聞に載っていました。

「クローン犬」

研究目的では、今までもクローン動物の誕生はありましたが、研究目的以外、ペットのクローン犬は始めてのことだそうです。

「【ニューヨーク28日時事】米バイオ企業「バイオアーツ・インターナショナル」(本社カリフォルニア州)は28日までに、フロリダ州ボカラトンの夫妻から 依頼された愛犬のクローン再生を終え、クローンの子犬を届けたことを明らかにした。夫妻は15万ドル(約1350万円)以上の費用を同社に支払ったという。夫妻はペットのクローン再生が可能になることを見越し、生前にランスロット(愛犬)のDNAサンプルを採取、凍結保存していたという。(2009/01/29-07:23)」

愛犬のクローン犬を作るために1350万円払える人には、可能になったのです。
マダムも犬や猫の死に直面したこともあり、失った悲しさは理解できます。しかしクローンで生まれた犬は、以前の犬とは違うのです。
更に怖いのは、クローンが可能になった事で、命への尊厳が薄くなってしまうことです。

今日の新聞では、「カーナビの操作ミスで、救急車の病院搬送が遅れて、患者は死亡」カーナビに頼っていなかった頃には考えられないことです。確かにカーナビの誕生で、地図を片手に運転している人は(危ない)少なくなりましたが、道を覚えようという、気力も少なくなりました。

テクノロジーがどんどん発達し、それが当たり前な昨今、パソコンの故障、携帯電話を忘れた時のあのパニックはなんでしょうか?

便利なソフトをクリエートする者と、使用する者の二極化の間の溝は深まるばかりです。マダムの友人が、「テクノロジーの発達で、賢い者はどんどん賢くなり、怠惰なものはどんどん怠惰になる・・」と言っていました。納得です。

便利な物を享受するだけでなく、ウオッチドッグのように、目を開いて、世の動きを見つめ、おかしいことはおかしいと発信し続ける、マダム世代の責任です。目