A Joyful Moment by MadamPasqual

一年半分ぶりに車の運転をしてみると、人や自転車が怖くて、安全に相当気を使って運転するせいで、『びびりすぎ』と息子に言われる始末。でも「びびりすぎで何が悪い」と反論すると、「余計危ない」と。
確かそう言われればそうかもしれないけれど、注意しすぎのほうがいい。慣れていると、どうしても思いがけないことで失敗するのは世の常です。

アメリカでの交通手段は基本的には自動車、だから80代90代の人だって、運転しています。若い頃は、ハンドルにしがみつくように、のろのろと運転しているお年よりを、横目にサーと追い抜かしていった私ですが・・・だんだんそれに近づいていくような。

車の運転を始めて30年・・自動車教習所など基本的にはないアメリカでは、免許を持っている人が横に乗って、路上で練習をして、それから直接、試験所へ。そんな風に、楽に免許を取ってしまった私は、12年前日本で日本の免許を取るのに、たいそう苦労しました。アメリカの免許をもっていると自動的に、日本免許に書き換えができたのは、帰国の一年前まで、ですから、日本の運転免許をもっていない私は試験を受けなくてはなりません。
いまさら教習所に行くのはもったいないと直接鮫洲の試験所まで出かけ、挑みました。

ペーパー試験はとりあえずクリアーですが、問題は実技試験。
一度目:マニュアルのハンドルをアメリカでは右手で作動していたのに、左手を使う必要。それに当然、左側通行という逆通行。日本で運転したことがない私は、これには参りました。向ってくる車がぶつかってくるように感じられ、左に左と寄ってしまうのです。左側の道路の端に乗り上げて、一回目は、合えなく、不合格。

2度目:信号が複雑すぎる。右折する時、全部赤で、右折だけ緑になっているわけで、どれを見ていいのか混乱・・ウィンカーとワイパーを間違って動かしたり、停止していたら・・怒られました。不合格

3度目:気合の入れすぎ、緊張のしすぎ。ゆっくりゆっくりと言われてさらに舞い上がり、スピードを出しすぎ・・また怒られました。不合格

4度目:雨が降って嫌でした。とりあえず目立ったミスはしなかったのですが、試験官は苦虫をつぶした顔をしながら、長いことだまったまま。最後にやっとボソッと「合格。」本当は合格させたくなかったのかな・・・最後に「アメリカは簡単に免許くれるからね」だって。トホホホ・・・