20代から40代にかけて米国に住んでいてたので、車なしの生活なんて考えられなくて東京に戻っても、ずうっと車に乗っていました。しかし東京は実に車の維持費がかかる場所です、駐車代、保険、税金、ガソリン代と膨大な経費を費やしても、手放すという発想は全くありませんでした。ところが去年の夏、息子が事故で車を廃車にして以来、車なしの生活をしています。始めは車のローンが終わるまでは新車は買わないという気持ちだったのですが、ローンが終わった今では、車なしの気持ち良さの方が、車が欲しいという比重より高くなってしまったのです。経費がかからない、レストランでワインも飲める、移動が簡単、いいこと尽くめです。もちろん、私たちは郊外といえ東京に住居を構えており、駅から徒歩6分という便利さ、そして夫婦とも今のところ歩くことはぜんぜん気にならない、という条件の基ですが・・、これが交通不便な場所でしたら、こうとはいえませんけれどね。最近昔から親しくしていただいている2人の大先輩が(80代)が車を手放すことになりました。この大先輩は、さっさと40年間住んだ家を売り、駅近くで便利なアパートに引越しされ、せいせいと生活しています。もう一方の方は今はまだ思い出深い家でお過ごしですが、不便な場所なので、出歩きが困難になってしまいました。どちらの方が良いという問題ではありません。当事者のプライオリティーのによる決断なのですから。 しかし、これだけはという固守したのことが、手放したら案外たいしたことなかったということは人生には都度あります。車に限らず、えてしてそれは物に対する思いが多いいのですが・・その点、心に訴えるものは(芸術、旅行、文学、景色、人と出会い。。。。おいしいもの。。)はそんな思い込みがないような気がします。ただ誤解がないようにしたいのは、車が趣味という方にとっては、それは芸術たいする思いと同じなので、どうぞ十分に車をエンジョイしてください。