たまにあるんですが、娘から
今朝、唐突になんでアメリカに住まないの?
続いて、アメリカに住んだらもっと英語ができるようになるのに。 と。
正しい面もありますが、相当の努力も必要であることの理解に
欠けている点はまだ中学生です。
ただ、英語に興味があり、国際理解も少しは進んだ中学生。
純粋に考えた質問なんでしょう。
私は、英語は道具であって、その道具を使って何をするかが一番重要と
思いつつも、何か自分の拠り所、得意とする何かを持っていることは大事なこと。
さて、娘に対しての質問に対しての回答。
お前が大人になったらアメリカに住めば良い。
アメリカに職を見つけて生活をすれば良い。
お父さんは、そうしなかった。
お父さんの時代は、今と違ってた。
だから、そうしなかった。
※以降の文章で不快に感じることもあると思います。ご容赦を
私の記憶しているところなので、多分に美化したり、誇張もあるでしょう。
その点も含めてご容赦を。
ご理解して頂いたうえで、以下をお読みください。
バブル景気が終わって間もないころ。就職。
当時の雰囲気は、バブルでの輝かしい栄光と
すぐにまたバブルは訪れる。すぐに。
そんな感覚だったと覚えている。
日本の技術力は最高峰に達しており、アメリカの経済力をも凌いだ。
戦争には負けだが、経済戦争ではアメリカに勝った。
東京の土地でアメリカが買える。
有名な会社をたくさん買収していた。
アメリカの車を購入しろと要求してきた大統領も居たが
内心は、顧客が決めるもの。その人たちが買いたいと思うものを作ればって思ってた。
低価格で燃費もよくて故障しない。そんな車を作る努力もせずに何を言っているんだと。
だから、日本で学び、最高峰を磨き続けて維持するんだと。
学ぶべきところは日本にあると。
※英語がまったくダメだったことも理由の一つです。
今思うと、完全に、天狗ですね。
日本は敗戦後に、欧米諸国に学び追いつけ追い越せ、と
諸先輩方が努力した結果、こうなったと。
ただ、一位を維持するのは簡単ではない。
当時はそこまで大きくなかった会社が今、世界を席巻してる。
GAFA+M
グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、そしてマイクロソフト
その他にも色々と話ができました。