前回手術の様子を列挙しましたが、いくつか思い出したものをメモします。

 

・8名おられましたが、手術をしていた方、サポートを含めて三名でした。

 なので研修医は5名。

 手術には、主治医、私の体を抑える方(痛くなった時)、血圧など計測値を確認する方

 三名が当たってました。

 三人の方が、それぞれ役割に応じて話かけてくれてました。

 

・足の指が動く

 手術台に乗って、右下にして膝を抱え込む姿勢で待ちます。

 このとき、緊張と何もすることもないし、体は動かせないし

 脚の指をもぞもぞと動かしてました。

 そうすると先生が、人間緊張すると足の指が動くって本当やなぁって。

 研修医の方もそうですねって。

 私、その後もずっと動かし続けてました。

 

・聞こえない。。。

 右下を姿勢にすると聞こえる左耳が枕に塞がれてしまい。難聴側だけになります。

 なので、声が籠ってほぼ聞こえない。

 補聴器を付けてても、あくまで補助。

 やっぱりクリアには程遠く、音量も2割程度まで下がった感じ。

 しばらくこのままだったんですが、事情を話して枕をずらしてもらいました。

 左耳が枕から外れるように。

 これにより、術中の会話がすべて聞こえるようになりました。

 

・頭をナデナデ

 途中何度か、痛みがあったり、血圧の急上昇、深呼吸の繰り返し

 慣れない手術室

 見えない患部(見えたら見えたで出血などで怖くなりますが。。。)

 そんなとき、いつもこちらの顔を伺いながら、血圧など計測値を確認する方(女性)が

 頭をナデナデしてくれました。

 お若い方で20台、もうすぐ50になろうおじさんの頭をナデナデ。

 いや~、これには随分助けられました。

 いくつになろうが、頭をナデナデされるのはうれしいもんです。

 (個人差ありでしょうね)

 

・もう一回受けますか?

 手術後に先生から、終わりましたよって。

 言われた次の言葉がこれです。「もう一回受けますか?」

 えっ?

 終わったって。

 実は、診察の時から、これは簡単に行える手術なんだけど

 再発率がそれなりに高い(10%多くて20%)。

 また切除の手術だと数%と低いが大変。

 再発率が高くても、数回繰り返して治せるメリットもある。

 切除はそう簡単に繰り返せない。

 と聞いてました。

 それで、実際に手術が終わって、これをもう一度(再発したら)

 受けられますかって。

 嫌、正直、勘弁願いたいです。と言うのがやっとでした。

 くじ運悪いからどうなることやら。