一泊二日の入院・手術
世間では日帰りが多いようですが、術後もそれなりに痛みと疲れもあるので
一泊させてもらえるのはありがたかったです。
思い出しながら、一気にメモしてます。乱筆失礼。
これから治療される方のために参考になれば。
当日、8:30に受付をし、書いていった書面にて手続きがあります。
ここは病院によってさまざまでしょう。
病室に着くと、フロアの説明や部屋の設備の説明。
二人部屋以上と言ってましたが、個室しかなく部屋へ。
着替えをして、浣腸待ち。
可能な限り我慢してください。と。
もともとおなかが弱いので、すぐに効果が。
もうやばいです。
と、看護師さんが
個室トイレは二つしかないから。と
えっ。
さっさと行って、個室を確保しないと。
幸い、空いてました二つとも。
なるべく空っぽに。
術後に催したら痛いだろうし。
それに、ほかの体験談を読んでもおしっこが大変だったと。
麻酔で尿意があっても出せないとか。
朝食以来、お水も控えてました。
10:00に手術室へ
懐かしいです。
脳腫瘍を取ってもらった病院ですから。
数年前のことを思い出しながら部屋へ通されます。
さすがに手術室は違ってましたが。。。
音楽が鳴っている手術室で仰向けに寝ると、点滴をされて血圧計を取りつけられ。
あとは指を挟まれました(血中の酸素を計るもの?)
10:20開始です。
先生が、それでは、〇〇さんの10:20内痔核のジオン注射による手術をはじめます。
と言って開始です。
テレビで見た通りやと内心思ってました。
肛門の周りに3-4箇所軽く麻酔注射。これが手術の中で一番痛いとの事。
確かにこれ以上の痛みは手術中にはありませんでした。
押しピンをお尻で踏んでしまった感じ。
予備的な麻酔の後、そして、本番の麻酔。
少し痛みますが、先ほどよりはマシ。
しばらくして器具で広げられます。感覚ほぼなし。
通常、三箇所あるそうです。ふくらんだ痔が。
時計で表すと、3時,7時,11時の方向だそうです。
お医者さんの大学なのか試験で出るそうで
三時のおやつは、セブン・イレブンと覚えるそうです。
ジオン注射を一つのイボに四か所。
チクッとする程度、時々痛みが増すレベル。
痛いときは言ってねと。痛いと良くないとか。刺し過ぎ?
一箇所終わると患部をマッサージして注射したものを行き渡らせるように30-60秒ほど
揉まれます。
10:45に手術完了と。
手術中、痛みよりも緊張で時々計る血圧計 最高190を超えました。
そら、緊張するわなぁと。
ずっと190だとダメだけどね。あと少しと励まされました。
深呼吸を繰り返し、少し落ち着きましたが。。。
術後、大きめのタンポンのようなもの(時間が経つと溶けるらしい)を挿入して
出血を抑える。
肛門を閉じてって言われたけど、動かせず。
便の漏れを防ぐためにも必要なのかも。
ガーゼと大きなナプキンのようなものを取りつけて完了。
終わって、ふと。今、この部屋に何人いますか?って聞くと
指で、いちにさん、、、
見学も入れて8人です。と。
4-5名お医者さんの卵らしい人が。
すみません。見学させてもらってました。
患部はきれいになってますよって。
まぁ、医学の発展には必要なこと。こんなことで良いなら安いもんです。
緊張の極度の連続で変な汗でびっしょり。
一般人は手術室は絶対に落ち着きません。あの独特の雰囲気。
車いすで部屋に戻ります。
部屋に戻る。
3時までは排便を我慢するようにと。
おしっこはいいよ。
言われると出そうになる。
異物感と少しの痛みで意識は肛門へ、排便感が消えない。
気を紛らせる為、スマホをするが続かず、嫁さんにテレビカードを買って来てもらいました。
1時間半ぐらいで麻酔が切れて、だんだんと痛みが。
油汗。
脳腫瘍の手術後のICUを思い出す。
じっと出来ないけと、安静を言い渡される。点滴もあるし。
こんな調子で、かつ排便の事も気になりお昼ご飯はパス。
我慢できず痛み止めを飲むことに。しばらくするとすっかり痛みが消えました。
途端にお腹が空いて、さらに眠気も。
3時に、排便の許可。点滴も無くなった。
これで部屋で尿瓶を使わなくて済む。
最初、なかなか出なかった。5分ほどかかった。
麻酔が少な目だったのか、ブログでは尿意を感じても出ないとあって心配だったが大丈夫だった。
時折測る熱は微熱。夕食の時間には平熱に。血圧は140前後。
持って来たパンを食べて空腹を満たしました。
痛み止めは5-6時間、あける必要ありとのこと、夕食ごろまで持って欲しいけど。どうだろう。
夕食のころ、軽い痛みがあるが、十分に我慢できる範囲。
排便感は無いが、お腹が張って来た。が、出ない。
結局、排便もなく就寝。