初期詩編 箱 ・ 裁断 ・ 旋律箱 生命には半身の目覚めを 石像には共鳴を 絶え間なく、亀裂より漏れいづる 震えは 夜も響き 昼も響き 箱は塗られてる 裁断 世は突然 裁断を下し 光の警棒持って 僕の顔面を打ちすえた 僕は室に繋がれたまま 生きることとはなった 旋律 光り水に返り 光り葉に零れ 光り花に満つ 処女の腹に水は暉き 処女の腰に葉はわたり 処女の髪に花は滴る ああ、光よ! 光よ 弾ける旋律よ 我が心よ