少年 Ⅱ 残照が世界を真紅に染め 突然の嘲笑が世界に膨れ上がる時 君等は爪を研ぎ 僕の血塗れの心臓を 裂け目から掴み出し 高々と掲げれば 遠く山の木々は金色に燃え立ちて 僕の名を呼ばわう声は谺して 家路を辿る夕景に感傷は舞っている