少年 Ⅲ 想いは甦る 暖かき午後君寄り添いて 夢微睡みて唐突に いとけなき児の ゆるゆる日差しの春めいて かんばせ麗し君の手に腕牽かれ 破れ木戸くぐりて逃れんは 誰、人の目か現世か 甘き恥ずかしみがひたひたと 耳惑わせる