里子へのつぐない | 不妊、流産、子宮外妊娠、からの特別養子縁組

不妊、流産、子宮外妊娠、からの特別養子縁組

30代で不妊治療開始。超初期流産、子宮外妊娠で絶望していたら、里親制度と出会った!特別養子縁組を目指して、里子の育児に奮闘するアラフォー女のブログ。

里子ちゃんと離れて、家から出られなくなった。


いつもの散歩コースだった道も、お気に入りの公園も、ベビーカートを押したスーパーも、辛くて行けなくなった。


数か月の時が経った今、冷静に考えられる時間も増えてきた。


このままではいけない。


誰のためにもならない。私は何の役にも立てない。


離れた里子ちゃんのために、何ができるか考えようと思った。


住民票の手続きなどがあり、里子ちゃんの居場所がわかった。


本当は、遠くからでも一目見たかった。顔が見たかった。


でも私がするべきことは、早く里子ちゃんの記憶から消えることだと思う。


二度と会ってはいけない。


里子ちゃんは、国の保護のもと生活しています。


だから私は働いて、税金を納めよう。税金はきっと、児童福祉にも使われるはず。


少しずつ社会に復帰できるように、日が落ちてから外に出る練習をした。


急に思い出して涙が出ても、暗くて見えにくいし、人も少ないから。


スーパーも24時間営業の店なら、夜に行けばいい。ベビーカートの親子連れに会わなくていいから。


少しずつ、働きたい。いつか前みたいに仕事ができるようになって、税金を納めたい。


今できることを考えて、今するべき努力をしよう。


里子ちゃんも、一生懸命生きている。


毎日、幸せを願っています。