昨年は京都大学からプロ野球選手が誕生する等、非常に盛り上がったドラフト会議になりましたが、今年は10月22日にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて開催されることとなりました。

 1965年から始まるドラフト会議も、今年が50周年ということになります。

 高校生・大学生の場合は、高校・大学の各野球連盟にプロ志望届を提出し、今年は158名の選手が手続きを完了しております。


簡単にドラフト会議のルールについて、以下に記します。


1.申請できる選手の条件

・日本プロ野球の球団に入団したことがない日本国籍を持つ選手。
・日本の中学校・高校・大学と海外の日本人スクールに在学経験を持つ選手。
・来春卒業見込み選手


よって
→U-18世界選手権優勝投手のニコラス(米国)選手は申請できません。
→藤川球児選手も申請できません。


2.選択の方法

・ドラフト1位選手は、複数球団が同一選手を指名した場合、抽選が行なわれます。抽選に外れた球団は別の選手を指名します。
・ドラフト2以下選手は、ウェーバー方式(ペナントシリーズ下位球団から単独指名する方式で、指名した選手は契約交渉権が得られます)と、逆ウェーバー方式を交互に行ないます。
・全球団の指名選手数が120名になるまで行なうことができます。各球団が10名指名しないことが可能なため、その場合はドラフトで11人以上指名することも可能になります。


3.育成選手
・全球団の総獲得選手数が120名にならなかった場合、希望球団で獲得することができます。
・ウェーバー方式で行い、3順目以降は逆ウェーバー方式と交互に行ないます。


 球団側はチームの弱い面の補強やチーム戦略の面で指名する選手を決めますが、複数の球団が指名を出した場合は、抽選によって当選とする1チームを決めます。
 各球団、何名の選手を指名するのか、どのような選手を獲得するのか非常に楽しみです。
全選手を紹介すると非常に長文になってしまいますので、ドラフトで選ばれる確率の高い選手をリストアップしてみました。
 名前の前に◎○を付けた選手は、個人的にプロ野球チームの監督だったら欲しい選手です。

【高校生】
<投手> 
○高橋 樹也(花巻東)
○成田 翔(秋田商) 
 佐藤 僚亮(山形中央)
◎佐藤 世那(仙台育英)
 原 嵩(専大松戸)
○小笠原 慎之介(東海大相模)
○吉田 凌(東海大相模)
 小沢 怜史(日大三島)
○高橋 純平(県岐阜商)
○平沼 翔太(敦賀気比)
 高橋 奎二(龍谷大平安)
 富山 凌雅(九州国際大付)


<捕手> 
○柘植 世那(健大高崎)
◎堀内 謙伍(静岡)


<内野手> 
◎平沢 大河(仙台育英)
 広岡 大志(智弁学園)
○春野 航輝(智弁和歌山)
 山本 武白志(九州国際大付)


<外野手> 
 大滝 愛斗(花咲徳栄)
◎オコエ 瑠偉(関東第一)
 姫野 優也(大阪偕星学園)
○青柳 昴樹(大阪桐蔭)


【大学生】
<投手>
◎井口 和朋(東農大北海道)
 多和田 真三郎(富士大)
 熊原 健人(仙台大)
 佐藤 優(東北福祉大)
○鈴木 康平(国際武道大)
 小松 貴志(創価大)
○上原 健太(明治大)
○今永 昇太(駒沢大)
○原 樹理(東洋大)
 吉田 侑樹(東海大)
 中川 皓太(東海大)
○児玉 龍也(神奈川大)
 若林 篤志(関東学院大)
 西川 昇吾(日本福祉大)
 齋藤 弘志(中部学院大)
○桜井 俊貴(立命館大)
○岡田 明丈(大阪商大)
 田中 豊樹(日本文理大)
 栄 光貴(日本文理大)


<捕手> 
○北川 利生(創価大)
 坂本 誠志郎(明治大)
 宇佐見 真吾(城西国際大)
◎川端 晃希(同志社大)


<内野手> 
○大城 滉二(立教大)
 横尾 俊建(慶応大)
○河原 右京(早稲田大)
◎茂木 栄五郎(早稲田大)
○濱田 竜之祐(専修大)
 柴田 竜拓(国学院大)
 北村 祥治(亜細亜大)
○藤岡 裕大(亜細亜大)
 田中 俊太(東海大)
○山足 達也(立命館大)
○吉持 亮汰(大阪商大)


<外野手> 
○重信 慎之介(早稲田大) 
◎畔上 翔(法政大)
○谷田 成吾(慶応大)
○高山 俊(明治大)
 菅野 剛士(明治大)
 神里 和毅(中央大)
○吉田 正尚(青山学院大)



【社会人】
<投手>
 清原 雄貴(JR北海道)
○猿川 拓朗(日立製作所)
○小野 和博(富士重工)
○石橋 良太(ホンダ)
◎加藤 貴之(新日鉄住金かずさマジック) 
○関谷 亮太( JR東日本)
 東條 大樹(JR東日本)
 横山 弘樹(NTT東日本)
○横田 哲(セガサミー)
○宮谷 陽介(東京ガス)
 岩佐 海斗(東京ガス)
○船本 一樹(JX-ENEOS)
 尾田 佳寛(JX-ENEOS)
○上杉 芳貴(トヨタ自動車)
○近藤 均(王子)
○野田 昇吾(西濃運輸)
○佐伯 尚治(西濃運輸)
○近藤 大亮(パナソニック)
○小畑 彰宏(大阪ガス)
○清水 翔太(日本生命)
○井上 翔夢(JR九州)
○狭間 正行(ホンダ熊本)


<捕手> 
○薗部 優也(JR東日本東北)
◎木下 拓哉(トヨタ自動車)
 戸柱 恭孝(NTT西日本)


<内野手> 
○野中 祐也(日立製作所)
 河野 拓郎(ヤマハ)
◎河合 完治(トヨタ自動車)
 鈴木 昂平(三菱重工名古屋)
 西川 龍馬(王子)
○伊藤 匠(西濃運輸)
 大城戸 匠理(ホンダ鈴鹿)


<外野手> 
○大熊 征悟(富士重工)
 中嶋 啓喜(JFE東日本)
◎影山 潤二(JR東日本)
○小川 裕生(東芝)
 中村 優作(三菱自動車岡崎)
○上西 主起(日本生命)
 春原 直登(JR西日本)
 杉本 裕太郎(JR西日本)



 今年は全国高校野球選手権大会、全日本大学選手権大会、都市対抗野球選手権大会、U-18侍ジャパン、U-22侍ジャパンの試合を見る限り、社会人投手、大学野手が充実しておりますので、ドラフト2位以下で選ばれた選手のリストをもとに、チーム戦略が見えてくるかと思います。

 今年のプロ野球を振り返ると、ドラフト1年目から大活躍した選手が数名いるものの、2014ドラフト獲得選手の2015シーズンでの起用については、各球団平均して獲得数の1/3程度に止まっており、福岡ソフトバンクは当番回数0といった事もありますので、プロ入り後は一回りも二回りも成長が求められる事を感じるのであります。