WBSCプレミア12予選にて、侍ジャパンが、Bグループ予選1位通過で決勝トーナメントに進出することが決まりました。
予選では、大差の試合があればサヨナラで勝利した試合もありましたが、とても嬉しく思います。
この大会に参加する費用は、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が全額負担しますので、選手は野球が出来る喜びを感じながら戦って欲しいと思うものの、東京五輪で野球を正式種目にするためには、「優勝」の2文字が必須となります。五輪は最高峰のスポーツ大会であるとともに、開催国の文化を世界に伝える重要な大会ですので、決勝トーナメントでの活躍も期待したいと思います。
野球の知識が疎い方もご覧になるかもしれませんので、最初に侍ジャパントップチームについて簡単に触れてみます。
1.世界ランク1位です。しかしながらU-15・U-18・U-21・大学代表・女子代表の成績で持っているようなものでして、トップチームは近年目立った成績を上げておりません。
2.プロ野球12球団の中から、千葉ロッテマリーンズ除く11球団の選手が選ばれ、阪神タイガースを除く10チームの選手が今大会に出場しております。
3.選手が28名、監督が1名、コーチが6名の体制で出場しております。
4.今大会の優勝候補に挙げられております。
続きまして、Bグループ予選の侍ジャパンの結果について触れてみます。
・侍ジャパン5-0大韓民国
・侍ジャパン6-5メキシコ合衆国
・侍ジャパン4-2ドミニカ共和国
・侍ジャパン10-2アメリカ合衆国
・侍ジャパン6-5ベネズエラ・ボリバル共和国
この結果、5戦5勝で見事Bグループ1位となりました。
しかしながら、サヨナラ勝ちが2試合あることから、予選と同様に決勝トーナメントでも苦戦必至と思われます。
続きまして、Bグループ予選に出場した主な選手(敬称略)の成績について触れてみます。
世界舞台で能力を発揮できた選手、できなかった選手が分かります。
【投手】
(氏名:防御率[自責点×9÷投球回数])
・大谷 翔平:0.00
・則本 昂大:0.00
・武田 翔太:0.00
・増井 浩俊:0.00
・牧田 和久:0.00
・山崎 康晃:0.00
・西 勇輝:7.20
・小川 泰弘:6.00
・松井 裕樹:6.00
・菅野 智之:4.50
・澤村 拓一:4.50
【野手】
(氏名:打率[安打/打数])
・中村 晃:.571
・中田 翔:.526
・筒香 嘉智:.400
・山田 哲人:.353
・平田 良介:.333
・川端 慎吾:.333
・中村 剛也:.158
・嶋 基宏:.182
続きまして、今後の侍ジャパンがどこまで勝ち進むことができるか予想いたします。
Bグループ1位通過したことを前提に考えると、ライバルはAグループとなります。
Aグループの決勝トーナメントに進出する国は、以下の通りとなりました。
1位:カナダ
2位:キューバ共和国
3位:オランダ
4位:プエルトリコ自治連邦区
開催国で優勝候補筆頭の台湾が予選5位となり、まさかのAグループ予選敗退となってしまいましたが、身体能力が高い4カ国が決勝トーナメントに進んだように思います。
決勝トーナメントの初戦で侍ジャパンが対戦するのは、プエルトリコ自治連邦区となりました。WBCで侍ジャパンに勝った国なので、油断禁物です。
1位のカナダは、Aグループ予選を5戦5勝としました。東京ヤクルト卒のラルー・北海道日本ハム卒のモルケン投手を中心に、継投策で逃げ切る野球をします。
2位のキューバ共和国は、千葉ロッテの4番デスパイネ、横浜DeNAベイスターズ卒のグリエル、読売ジャイアンツのメンドーサ投手など、日本での野球経験がある選手が多くパワー野球が持ち味です。
3位のオランダは東京ヤクルトの4番バレンティン・スミス・サマス選手を中心とする強力打線が持ち味です。
この3カ国は確実に侍ジャパンを最大のライバルに位置付けて参加しておりますので、負けるとすればこの3カ国のいずれかになると推測できます。
続きまして、侍ジャパンが優勝するにはどうしたら良いか考えてみました。
まず投手につきましては、全メンバーが最低1試合出場しています。調子の良い選手は球威があり防御率0.00で終え、球威が無くメンタルの弱い選手は4点台になり、中継ぎがいない投手陣の弱さを浮き彫りにする結果となりました。
打者については運がある選手と無い選手が打率にはっきりと表れてしまいました。世界に通用するためには、リーグ戦とは異なる会場の空気を味方につける能力が必要です。
小久保監督が各選手の数字をどのように見て、今後どのように活かすかが、優勝をるうえでの重要なキーポイントになると考えますし、自ら今大会の出場選手を決めたからには、それなりの覚悟を持って、試合で表現すべきと思います。
それでは、優勝予想をいたします。
優勝:侍ジャパン
準優勝:オランダ
3位:カナダ
4位:大韓民国
最後になりますが、韓国vs米国戦のように、誤審によりセーフになった選手が決勝のホームを踏んで勝敗が決まるような試合が再現しない事を願います。