侍ジャパンが輝かしい成績で、3大会ぶりに優勝しました。

次回大会は3年後という事で、連覇を目指す立場になりましたので、今後の国内野球文化の発展に繋がる事でしょう。

そこで、今大会の成績を振り返ってみます・

 

<1次リーグ>

日本8-1中国 中国の監督の戦略に中盤まで苦しみました。

日本13-4韓国 韓国の投手陣が苦しみました。

日本10-2チェコ チェコ選手の溌溂としたプレーが随所に見られました。

日本7-1豪国 大谷選手の本塁打から、試合の流れを支配しました。

 

<準々決勝>

日本9-3伊国 打者が2巡目以降、効率良く加点しました。

 

<準決勝>

日本6-5メキシコ 終盤まで試合の流れを支配される苦しい内容でした。

 

<決勝>

日本3-2米国 両チーム共に要所を締める見応えのある試合となりました。

 

【MVP】

大谷翔平(日本)

 

【ベストナイン】

投手:大谷翔平(日本)、パトリック・サンドバル(メキシコ)、ミゲル・ロメロ(キューバ)
捕手:サルバドール・ペレス(ベネズエラ)

一塁手:張育成(台湾) 
二塁手:ハビアー・バエズ(プエルトリコ) 
三塁手:ヨアン・モンカダ(キューバ) 
遊撃手:トレイ・ターナー(米国) 
外野手:吉田正尚(日本)、マイク・トラウト(米国)、ランディ・アロサレーナ(メキシコ) 
指名打者:大谷翔平(日本)

 

【WBC2026本戦出場国パワーランキング】

≪ティア1≫

日本・米国・ドミニカ共和国・ベネズエラ

≪ティア2≫

プエルトリコ・メキシコ

≪ティア3≫

韓国・カナダ

≪ティア4≫

キューバ

≪ティア5≫

伊国・イスラエル・パナマ

≪ティア6≫

オランダ・豪国

≪ティア7≫

英国・チェコ

 

※今大会各グループ最下位国(台湾・中国・コロンビア・ニカラグア)は、次回は予選からの出場になりますので、パワーランキングの対象から外れております。

 

[視聴率]

日本vs中国 41.9%

日本vs韓国 44.4%

日本vsチェコ 43.1%

日本vs豪国 43.2%

日本vs伊国 48.0%

日本vsメキシコ 42.5%

日本vs米国 42.4%

 

※FIFA World Cup 2002日韓大会 日本vs露国 66.1%

 

以上がWorld Baseball Classic 2023の結果です。

平日AMでも42%の視聴率があった事を鑑みると、日本の野球人気の凄さを感じます。

 

今大会につきましては、日本戦は民放を録画し、日本戦以外はCSを録画して観戦しましたが、過去の大会と比較すると、メジャーリーガーの参加がチームのレベルを格段に引き上げ、勝敗に大きく左右したように感じます。

次回以降も、監督がメジャーリーガーを多く集める事が出来るのかが、優勝へのポイントになりそうです。

また、MLBとNPBのレベルの高さが顕著に表れた大会だったと言えるでしょう。

メキシコの長打力、日本の奪三振率が光った大会になりました。

そして、チェコの溌溂としたプレーには、勝敗に関係無く、多数の野球ファンの心を奪いました。伸びしろという面においては世界一だと感じました。

一方、強豪国のグループ敗退も目立ち、次回大会に向けてテコ入れが必要な国が出てきました。韓国、ドミニカ、オランダにとっては、非常に厳しい大会になりましたし、台湾においては、世界ランク2位でありながら、次回は予選から出場しなければなりません。

このような国が3年後にどのような姿で参加するのか、次回の大会を楽しみに待ちたいと思います。