先日、隣町にテレビで何回も見たことのある、経済評論家の講演があったので、参加した。
大した内容ではなかったが、印象に残る話の1つが、データーの見方だった。働き方改革がテーマだったが、政府のデーターを出し、実は日本人の労働時間は、前と比べずいぶん減ってきていると話した。図を見るとたしかに働く時間の折れ線グラフが、右下がりだった。そうなんだと私は思った。
その後評論家は、「実はこのデーターは、まやかしなんです。」と言った。「昔は正規の労働者が多かったが、このデーターには、短時間で働くパートの人も入っているので、だんだんそういう人が増えてきたので、下がるのは当たり前なのです。」と言った。
なるほどと思った。データーの題名は、「正規労働者」と書いておらず、「全労働者」と書いてあった。だからウソのデーターではない。ただ世の中の働く人の変化(非正規の人が大幅に増えている)を考えなければ、単純に日本は改善されてきているということになってしまう。
なるほど、データーをどう分析するのかは、物事を考える時、大切になってくるんだと思った。データーは、どうとでも解釈できるということなんだろう。
これだけでも講演会に参加して良かったのかもしれない。