仕事をしている間は、近所の人と会うことは少なかった。平日は仕事。土日は畑仕事

 もしていたが、買い物に行ったり遠出をしたりして、家にいないことが多かった。だから隣

 近所の人の顔もあまり知らなかった。

 

  仕事を辞めて、毎日のように畑仕事をしていると、日常的に会う機会が増えた。会った

 からと言っても、お互いに顔を知らなければ、それまで。だから知らなくても近所の人らし

 いと思ったら、「こんにちは。」又は会釈を自分からするように心掛けた。第1歩目である。

 

  何回か会ううちに、何人かの人は自分より先に挨拶してくれるようになる。また寒ければ、

 「今日は寒いですね。」の一言はどうでもいい内容であるが、知り合いになる第2歩目である。

 

  そうこうしていくうちに、コミュニケーションが取れてくる人が何人か出てくる。これが第3歩目

 である。またこの頃になると自分から挨拶が自然とできるようになってくる。

 

 しかし、ここで注意しなければならないことは、すべて第3歩目まで行くと思わない事である。人

によっては、ずっと会釈で終わりの人もいるし、簡単に3歩目まで行く人もいる。

 

 人それぞれだから。あくまでも大切なのは、自分から挨拶することである。

 

 

  隣近所だからだれとでも仲良くしなくちゃと思わない事である。1歩目のご近所さんもいれば3

歩目の近所 さんもいる。それなりの距離で過ごすことが大切だと思う。

<町の中に、銀杏並木がある。普段は忘れているが、秋になると思い出し、写真を

撮りに行く。一度夜に行ったことがある。ちょうど街灯がスポットライトになり、とても

幻想的に見えた。残念ながらカメラを持って行かなかったので写真はないが。2回目に行

った時は、他の木はまだ葉が十分付いていたのに、その木だけ半分ほど葉が落ち、

前回のような美しさはなかった。残念。>