6時おき


前日にホテルでタクシーを


予約しておいたので(もちろん値段の交渉済み)


タクシーが待っている所まで


荷物を運んであげると言われ、なんか変だなと思ったのも


つかの間。


結局


最後に


荷物を運ぶだけに20ディルハム徴収。





やっぱり、そう。


しかも、みんな全く当然のようにチップを


請求してくる。


本当に親切にやってくれる人はいないのかと疑問に思ってしまった。








空港に着いて


最後にコーヒーを飲む


これから三時間かけてパリへ。


モロッコの通貨、ディルハムはモロッコ以外では両替ができないということで、


きっちりつかいきることに。





最後に買った水がユーロで支払ったら、


ディルハムでお釣りがきた。


なんてこった。





今回もeasyjetを使用。


毎回オンラインチェックインをネット上でするのですが


モロッコだけは空港がそのシステムを導入してないからか


カウンターで済ませることに。





そしたらこんな


手書きのチケットを渡された。


「CDG YOSHIDA JUN」とおそらく予約番号。

吉田がシャルルドゴールに6月に行くよという意味だろうが

あまりにも適当すぎる。






photo:01






「こんなチケットだったら、私でも作れるよ。ほんとは飛ばないんじゃない?」





なんてへんな冗談は言うもんではありません。





飛行機がまさかの三時間遅れ。











と思ったら


まさかのまさかの。


14時間遅れ。











モロッコはフランス語なので


全く理解できない私たちは


いろんな人に通訳してもらいながら


14時間遅れでその日の夜11時に出発するということ。


さらに、空港の外にでてもいいことになり


夕方の6時に戻って来てくださいということだった。


朝9時のフライトで昼の1時にはパリに着くはずだったのに。。。。


とりあえず、空港にいてもやることがないので


外出許可をもらい


タクシーで移動することに。



photo:08






同じ飛行機に


フランスに住む日本人のフォトグラファーの女性がいたので


その人とともに


一緒にあいのりでタクシーで町中へ。



photo:07









結局再び両替をして。

ディルハムを使いきったはずななのに。笑




市場で最後のタジン鍋。


もう飲食でさえも値切ることを覚えた私たち。


とりあえず、二人で350円でランチをゲット。



photo:02










photo:03









そして、再びホテルへ戻り


インターネットだけ使わせてもらうようにした。





実は今日のスケジュールでは13時にパリにつき


16時に日本から来る友人とシャルルドゴール空港にて、合流し


ホテルへ行き、先にパリ入りしている友人と


パリ市内のホテルで合流するということだった。








しかし、まず13時にパリには間に合わないし。


果たして今日中に飛行機が飛ぶのかどうかが


まず謎なわけで。


そして次の日はモンサンミッシェルへ行くために7時半の


列車を予約済みという現状。





一つもミスは許されないので


とりあえず、飛行機は最悪夜中の12時までには


飛ぶという情報があったので


翌日の5時までにパリの空港に着けば


7時のパリ市内の駅には間に合うということになり


最悪の結果を考えて


フェズからシャルルドゴール空港へいき、そこからホテルへ向わず、直接列車の駅に行った方が


いいという決断に至り


その旨をメールした。





もちろん電話もつながらず。


とりあえず、このメールを読んでくれてパリの空港ではなく


パリ市内の駅でどうか無事に会えることを祈るしかなかった。


スケジュールシートはフライト名やホテル名などちゃんと詳細を


明記してあったので


こういう時に本当に役に立った。


備えあれば、です。








そんなこんなのメールやら
いろいろ用件を済ませて


5時に空港に戻る。





しかし、全く飛行機が飛ぶ気配を見せない。

待つ人々も苛立ちを隠せず

かなり感情的になっていた。





そしてようやく7時半に


飛行機の中に入れることになった。


もう、飛行機に乗れるありがたさったら


ない。


この笑顔。






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しかし、


飛行機の中でも何かモメている。


一人の人が相当怒ってディナーをだせと交渉し始めた。





けっきょく、飛行機のドアはなかなかしまらず


さらにフライトが遅れて


結局、スナックと飲み物が出ただけだった。



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確か飛行機が飛び立ったのは


10時をまわっていた。











長い時間をかけて着いた


パリはハイテクだった。



photo:06






結局夜中1時くらいにパリの空港に着いた。


バスでパリ市内まで約1時間


7時の列車に乗るために6時にホテルを出るとしたら


結局寝る時間などないということで


この日は空港のソファで寝ることにした。





ふたりしてとても器用なポーズで空港の


ソファで寝たことは間違いではなかった。








こうやってパリの初日の眠りについたわけで。


そして、イギリスで使っている方の
携帯電話に
テキストメッセージが届く。


先ほど利用した飛行機会社
easyjetからだった。

お詫びの言葉と
7時半には飛びますので
ということだった。


今更来たメールに
ただ笑うしかなかった。