パスタは、デュラムセモリナ粉(小麦粉)という粘性の強いイタリア産の小麦粉を原産としており、

形状によってスパゲッティやペンネ、コンキリエなど様々に呼び分けられます。


茹でて何らかのソースとあえて食べたり、スープに浮かべたりするのが一般的ですが、

中心に少し歯ごたえが残る程度に、茹であげるアルデンテの状態が好まれる傾向にあります。


しかし、アルデンテを好むのは日本だけです。

イタリアでは、煮込む感じがほとんどです。生パスタは、お客様へのおもてなしとして、ワンランク上の位置にあります。日本でも今では、生パスタは当たり前になりましたが、5年前は、ほとんど知られていませんでした。


未だに生パスタを食べたことがない方もいるぐらいです。また、アルデンテに慣れている方は、初めて生パスタを口にすると合わないと言う方もいますが、2、3回食べたらハマる方も多いです。言わば昔、ポカリスエットを初めて飲んで美味しくないと思いながらも、2、3回飲んでるうちに美味しくなる。そんな感じもあります。


ちなみに・・・

乾麺を生パスタ風に作る技もあります。

1時間程「乾麺」を水に浸してください。

ふやけてきたら、普通茹で時間が8分としたら、2~3分程(様子を見てください)の短時間で茹であがります。食べたら、生パスタに近い食感になります。

ただ、あくまで、生パスタ風ということです。