中国人観光客が「日本人の良心と節度に深く感動した」、4つの小さなエピソードとは?―中国ネット
2014年5月9日、中国のインターネット上に、中国人女性が日本で感動したという出来事を紹介する文章が掲載され、注目を集めている。
文章は「今回の日本旅行では、日本の商売人の良心と節度に深く感動した」とし、関西地方を旅行した際に体験した4つのエピソードを紹介している。
1.私たちは神戸の夜景を見に行きたかったのだが、時間が遅くなってしまいロープウェイに間に合わなかった。そこで、タクシーに乗って行くことにしたのだが、拾ったタクシーの運転手さんは商売のチャンスだったにもかかわらず、親切にも「今日の天気は良くないから、きれいな夜景は見れないよ」と教えてくれた。
2.奈良のある飲食店で食事をしていた時のこと。店員さんは漬物が奈良の特産だと教えてくれたが、お店で頼むと料金がかかるからと、無料で試食できる場所まで教えてくれた。
3.京都の嵐山でレンタルサイクルを利用しようとした時、お店の店長さんは「うちはサイズが1種類しかないから」と、種類が豊富な別の店を紹介してくれた。また、奈良の旅館で自転車を3台借りたが、そのうちの1台が途中でパンクして乗れなくなった。旅館に戻ってそのことを伝えると、お店の人は何度も謝り3台の自転車のレンタル代を無料にしてくれた。
4.京都でのこと。道で流ちょうな英語を話す日本人のおじさんに声をかけられた。私たちは同じバスに乗って、同じ駅で降りた。偶然かと思っていたら、実はおじさんは私たちを乗り換えの場所まで案内してくれるために降りたのだった。切符の買い方まで説明してくれた後、おじさんは去っていった。